昆虫や鳥類 見て知って 標本、パネルなど1000点以上

2021年1月9日 05時00分 (1月9日 12時06分更新)
愛鳥家から寄贈された貴重な鳥の羽根の標本も並ぶ=福井市のハピリンで

愛鳥家から寄贈された貴重な鳥の羽根の標本も並ぶ=福井市のハピリンで

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福井市自然史博物館ハピリンで出張展示


 福井市自然史博物館の出張展示が八日、JR福井駅西口のハピリンで始まった。満天の星や足羽山の地下に広がる笏谷石(しゃくだにいし)採掘坑の生物など豊かな福井の自然を紹介するとともに、オオクワガタやゲンゴロウなどおなじみの昆虫が県絶滅危惧種となるなど環境の変化にも迫る内容となっている。入場無料、十四日まで。
 同館と第三セクター会社「まちづくり福井」が企画し、昨春に続いて二回目。ハピリンホールで、所蔵する標本やパネルなど計千点以上を、天文や昆虫、鳥類など六つのテーマ別に展示している。
 「多彩な世界!鳥の羽」のコーナーでは、福井市在住の愛鳥家から寄贈された標本の一部を紹介。さまざまな鳥の羽根の一本一本を間近で観察できる。カワセミは青色交じり、チュウサギは真っ白なレースにも似ていて目を引く。
 「潜入!足羽山の麓の洞窟」と銘打ち、笏谷石の「七ツ尾口坑道」の調査記録を四分に編集して上映。坑道は分岐し、奥行きは三百五十メートル。最奥部の年間平均気温は一三度前後で、独特の生態系が発達した。会場では「アスワマシラグモ」などここでしか見つかっていない節足動物の標本も展示している。 (北原愛)

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