湖西市の成人式、式典中止 代表3人に思い聞く

2021年1月9日 05時00分 (1月10日 10時11分更新)
変更を余儀なくされた成人式について思いを語る柳川樹輝斗さん(左)と佐原珠季さん=中日新聞湖西支局で

変更を余儀なくされた成人式について思いを語る柳川樹輝斗さん(左)と佐原珠季さん=中日新聞湖西支局で

  • 変更を余儀なくされた成人式について思いを語る柳川樹輝斗さん(左)と佐原珠季さん=中日新聞湖西支局で
  • リモートでの取材に応じる伊達利紀さん
 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、式典の中止と動画配信への変更が本番六日前に決まった湖西市の成人式。旧友と再会できない異例の事態に、新成人の誓いの言葉を話す代表のうち三人に思いを聞いた。新居中出身の柳川樹輝斗さん(20)=京都産業大二年=と白須賀中出身の佐原珠季さん(20)=東北大二年=は中日新聞湖西支局で、岡崎中出身の伊達利紀さん(19)=奈良大一年=はオンラインで取材に応じた。 (聞き手・鈴木太郎)
 −動画配信に切り替わった事態をどう受け止めるか
 佐原さん あるとばかり思っていたので驚いた。振り袖やヘアメークを楽しみにしていた友人も多いので残念。一学年上の兄が中高の友人と再会できているのと比べると悔しい。
 伊達さん 大学の周りの知人に聞くと、早々に式の延期が決まった所が多い。決定が一週間前だったのは急すぎる。
 柳川さん 年末に静岡市がオンライン形式に決めたタイミングで湖西市も覚悟していた。いざ友人と会えない現実を前にすると寂しい。
 −式を延期する自治体もある。延期とオンライン、どちらが良かったか
 佐原さん 予約のし直しで遠方の学生だと手間がかかるし、就活などに重なる可能性もあるので、延期よりはいい。
 柳川さん 感染は怖いが、式を延期して友人に再会できた方が良かった。
 伊達さん 延期しても、いつ通常の式ができるか分からない状況。とはいえ、オンラインだとやる意味があるのか疑問に感じる。どちらも一長一短ある。
 −当初は中学ごとに二部に分けて開催予定だった。予定通り開催していたら何をしていたか
 伊達さん コロナの状況が心配で年始に授業もあったため、誓いの言葉がなければ欠席するつもりだった。
 柳川さん、佐原さん 中高の同窓会が中止になっていたので、クラスや部活の仲のいい友人と、少人数での昼食や記念写真を撮るくらいはしていたと思う。
 −新成人のため、市は写真や動画を募集して一つの映像にまとめる。取り組みへの反応は
 佐原さん 誰が帰省しているか分からないので、友人と都合が合えば撮りたい。
 伊達さん、柳川さん 一人で撮ることは考えていない。思い出を残す機会は大事だが、わざわざスーツを着て撮る人はそこまで多くないのでは。
 −代表として言葉を伝える意気込みを
 佐原さん、伊達さん、柳川さん 周りで自分だけ成人式らしいことをするため、複雑な気分。同級生や恩師、去年やった先輩らの顔を思い浮かべ、任された務めを果たしたい。
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