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赤松健 漫画家

2021年1月8日 16時00分 (1月12日 09時11分更新)
写真・稲岡悟                

写真・稲岡悟                

漫画文化の未来 先頭に立ち守る

 「ラブひな」や「魔法先生ネギま!」などのヒット作で知られる漫画家の赤松健さん(52)。現役の売れっ子作家でありながら、インターネット上にあふれる違法な海賊版への対策や、創作物への表現規制に反対する活動に注力してきた。業界の先頭に立ち、日本の漫画を守ろうとしている原動力はどこにあるのか。 (石原猛)
 -今、漫画の世界は勢いがありますね。
 十年くらい前の話ですが、少年誌のジャンプやマガジンの販売部数が落ち込んで、世の中では「漫画はもう時代遅れだ」とか、「今の子どもたちは漫画の読み方も分からない」とか言われていました。当時は私も先行きを悲観していたのですが、今の状況を見れば、全くそんなことはありませんよね。
 人気漫画が社会現象を引き起こしたり、大ヒットする映画やテレビドラマの原作が漫画だったり。漫画がいろいろなコンテンツの源流になっている。漫画の力は衰えていないわけです。
 -販売が落ち込んでいる原因は、別にあると。
 インターネットで少し検索すれば、さまざまな人気作品が無料で読めてしまう。私の作品も、雑誌の発売日にはネットで公開されている。読者が雑誌や単行本を買...

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