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群馬・三名湖でヘラの釣り納め 底釣りからチョウチンに変更し◎

2021年1月8日 05時00分

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地ベラ化した旧ベラで推定1キロ。貫禄ありますね

地ベラ化した旧ベラで推定1キロ。貫禄ありますね

 2020年の釣り納めはお気に入りの釣り場で楽しみたいと、群馬県藤岡市の三名湖に釣行。例年とは違って仕切り網を入れていない大手張桟橋に釣り座を構え、新ベラと、地ベラ化した良型の両方をターゲットに底釣りを始めたものの、まさかの大苦戦。見切りをつけ、釣り座を移動してチョウチン釣りで仕切り直し、納竿までに36匹の釣果を手にすることができた。 (マルキユーテクニカルアドバイザー 戸井田祐一)

◆良型の旧ベら狙い底釣り 奥から3番目の本湖向き

 年の瀬も迫った12月26日、群馬県藤岡市にある三名湖へ。例会などはボートで行われることが多いが、常設の桟橋からの釣りでも人気のあるフィールドだ。例年この時期になると、桟橋が設置されている大手張ワンドを網で仕切って新ベラの放流を行い、網中の新ベラ釣りが楽しめるが、今年は網で仕切らずに放流を行ったのこと。
 そのため、新ベラとともに大型の旧ベラもターゲットとなり、いつもとは違った釣り味が楽しめるようになっている。ここ数日の釣果はトップで40〜50匹。気持ちよく釣り納めができそうだ。
 新ベラ狙いに徹するのであれば、桟橋中央の本湖向きで深宙の釣りがお勧めだが、今回は地ベラ化した良型の旧ベラも狙いたいので、底釣りを選択。持参した中で最も長い25・5尺の竿で底がとれ、北風を遮ることもできる奥から3席目の本湖向きに釣り座を構えた。
 タックルをセットし底ダチをとってみると、カケアガリになっている上に沈みオダがあるようで、根掛かりが発生。細かく底の状態を確認して、7時40分に打ち込みポイントに気を使いながら、第1投。とりあえず釣り始めてみたものの、やはり底釣りには向かない複雑な形状の地底だったので、いったん休止。
 左右の釣り座で底の状態を確認して、比較的コンディションがよさそうだった1席奥の釣り座に移動し、8時ちょっと前に改めて竿を振り始めた。
 釣り方はバラケにグルテンのセット釣り。タナは上針トントンからスタート。底が逆カケアガリとなっているので、餌が離れないようにPCムクトップのウキを使用。3節ナジミが出ているが、釣りながらナジミ幅が出なくなるようであれば、ウキ下を浅く調整していく。
 2、3投してみた感じだと、ウキのナジミ込みの遅さから、中層に何かのジャミがいるような様子。底に餌が着いてからのウキへの反応もいまひとつで、難しくなりそうな予感だ。とりあえず1時間やってみて、ダメだったら釣り座や釣り方の変更も視野に入れて進めることにする。
 約30分後、初めての「ムッ」としたアタリ。さらに5分後、重々しい引きで1匹目の旧ベラがヒットした。その後もジャミの仕業か、毎投のようにウキが動くが、怪しいアタリにアワせてみてもすべてカラツン。一方、桟橋中央付近では、誰かしらが常に竿を曲げているような活況だ。

◆2匹目機に移動

 これは「やりたい釣り(底釣り)と釣れる釣り(深宙釣り)は違うな」と感じ、ようやく手にした2匹目を機に移動を決断。中央側へ十数席移動し、元のタックルのままハリスとハリだけを変え、バラグルセットのチョウチン釣りで仕切り直すことに。
 移動後の1投目は10時ちょうど。これまでとは違う活気ある動きがウキにみられる。続く2投目で早速ヒット。予想以上に活性が高いかと仕掛けの手直しも考えたが、しばらく苦戦。バラケ餌をこれまでのダンゴタッチから、ウドンを食わせ餌に使うときのような粒系の重めのものに変えたりして、反応がいいものを探していく。10時50分、連チャンでヒットしたのは、この日初めての新ベラ。プリッとしたボディーが見るからに若々しい。
 さらに食わせのグルテンも軟らかめに手直ししてみると、これが状況に合っていたようで、食いアタリが増え、良型が釣れ続く。やはり釣れる釣りの方が楽しいと実感。その後、スレで掛かる魚が増えたので、上25センチ、下70センチだったハリスを上下10センチずつ詰めてみたところ、すんなりとしたウキの動きが出るようになった。
 ある程度コンスタントに釣れるようになってきたが、まだバラケ餌には改善の余地がある様子。昼すぎから「凄麩」と「バラケマッハ」をベースにして「セットアップ」で締め、これまでのものよりタナに行くまでの開きを抑えたタイプにしてみる。すると一発目でヒット。ウキの動きが別物となり、竿を曲げる頻度もペースアップ。あとは下針の微調整で煮詰められそうだ。
 試しに針を軽くしたらどうなるかを見極めるために、下針をバラサ4号から3号に変更。反応は出たがリズムが一定にならないので今度は5号にサイズアップ。ハリスを75センチに伸ばしてバラケ餌との距離感を広めてみると、反応は明らかに良化。スレが多くなったものの、時間7〜8匹ペースでコンスタントに釣れ続くようになった。
 ただ、このタイミングで厄介だったのが水面の落ち葉。特に気になるような状況では、仕掛け投入の際に道糸を水面に置くのではなく、仕掛けを垂らしてナジむスピードに合わせて穂先を下げて沈めてるような気づかいが、スムーズに釣りを進めるために必要となるので覚えておいてほしい。

◆新ベラ数匹交じり計36匹

 納竿は15時半。本格的な釣果は釣り座、釣り方変更からのもので、新ベラは数匹交じる程度であったが、トータル36匹で2020年の釣りのフィニッシュとなった。
<この日の仕掛け>
【竿】 25.5尺(シマノ・飛天弓 閃光X)
【道糸】 1号(サンライン・奏)
【ハリス】 上下 0.4号(サンライン・奏) 25センチ/70センチ → 15/60センチ → 15/75センチ
【針】 上 バラサ8号、下 バラサ4号 → 3号 → 5号 (オーナーばり)
【ウキ】 旭舟 赤太 八番 PCムクトップ 餌落ちは全11目盛中、7目出し

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