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愛知県の状況、1都3県と比べると… 医療は数字以上に逼迫

2021年1月8日 05時00分 (1月8日 05時02分更新)
 愛知県の感染状況を国の指標に当てはめると、緊急事態宣言が発令された首都圏の数値を下回っているように見える。しかし、県内全域に感染が広がり、医療の現場では逼迫(ひっぱく)度が増しているのが実態だ。
 国の指標で愛知県は六日現在、病床使用率と人口十万人当たりの療養者数がステージ4(爆発的感染拡大)、人口十万人当たり新規感染者数はステージ3(感染急増)に相当。一方、陽性率や新規感染者の前週比、感染経路不明の割合はステージ3に達していない。感染の拡大が続くものの、宣言が出た一都三県と同じ水準には至っていないとみられる。
 だが、県内の病床使用率は、二週間前の十二月二十五日に58・4%だったが、一月四日には70・6%となり初めて七割を突破した。病床数を千百二床まで上積みしたため六日現在では61・0%に下がったものの、一般の急性期病床をコロナ患者向けに転用しているのが実態という。名古屋市内ですぐ利用できる二百十二のコロナ病床は、数床を残してほぼ満床だ。
 県病院協会の伊藤伸一会長は七日に県庁であった専門家の会議で現状を説明。救急搬送が順調に進まなかったケースがあることを挙げ「もう医療崩壊が始まっている...

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