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初釣りに光明 釣友マダイ58センチで開運 三重・阿曽浦沖

2021年1月7日 05時00分

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稲葉さんは58センチのマダイを見事上げて開運

稲葉さんは58センチのマダイを見事上げて開運

  • 稲葉さんは58センチのマダイを見事上げて開運
  • 当日の船中釣果
 年越し寒波も襲来して何かと厳しさが増す世相のなか、新年、釣りこそは大きく展望を開こうと2日、マダイ狙いで釣友2人と三重・阿曽浦沖に仕立船で出た。黒潮流入による速い潮に苦労したが、釣友2人は良型マダイで開運。私は土壇場に最高級魚といわれる52センチのシマアジで光明を見いだした。 (岡谷鋼機釣りクラブ・向井直)
 午前6時半、南伊勢町阿曽浦の南側の入り江にある港から「大翔丸」に乗り込んで出た。25分でポイントの追手石に到着した。三重県南部も強風注意報が出ていたが、ここは西風があるものの穏やかだ。魚探に表示された海面水温は寒波にもかかわらず20度もあり、港で2度だった気温はこの「床暖房」で8度を超えていた。
 7時にアンカーが下ろされた。雲間からのぞいた正月2日の太陽に開運と世の平穏を祈る。右舷ミヨシから伊勢尼12号のテンビン2本針仕掛けを最初は120号のオモリで下ろした。まき餌、付け餌ともオキアミ。水深75メートルで指示棚は58メートル。仕掛けは45度以上の傾きでトモの方に流れた。アタリは遠く、棚を下げても餌は取られない。速い潮で仕掛けが浮き上がっているようだ。
 8時半、全員オモリを150号に替え、私は仕掛けを6号15メートル1本針に替えた。棚60メートルで竿が曲がり、28センチのマダイが上がった。小型だが私にとっては4年ぶりとなる初釣りのマダイだ。トモの2人に「棚は60メートル」と伝えて間もなく、左舷トモの稲葉賢治さん(72)の竿が大きく曲がった。速い潮に押され、時間はかかったが水面を割ったのは58センチの見事なマダイだった。右舷トモの田中一さん(73)には35センチのチダイが上がった。
 その後は速い潮に苦労したが、9時40分、またも稲葉さんが竿を大きく曲げた。53センチのシマアジに皆ビックリ。大きく開運した稲葉さんは私に釣り座を譲ってくれた。10時すぎ、風が弱まって向きが北寄りに変化した。仕掛けは右舷トモやや斜め後方に流れた。田中さんは37センチのマダイを上げて開運。私の竿も大きく曲がり、かなり強く引き込んだが52センチのウスバハギだった。
 11時20分、田中さんが41センチのマダイを追加した後、潮はさらに速くなって仕掛けが浮いて苦戦が続いた。西風も強く吹きだし波立ってきた。午後0時半の納竿時間間際、私は船長から小さいまき餌カゴを借りて仕掛けを下ろし、棚を63メートルに下げた。グイグイと竿が曲がった。強烈な引き込みに胸が躍り、52センチのシマアジが上がった。
 3人の釣果は28〜58センチのマダイ5匹、35センチのチダイ1匹、53センチと52センチのシマアジ各1匹と52センチのウスバハギ2匹だった。真冬に伊豆諸島をほうふつさせる良型シマアジが上がって気象変動を肌で感じつつも、腹に脂肪ビッシリの極上の食味が釣り人みょう利に尽きさせた。仕立料金3人まで3万円、餌氷別。(問)大翔丸=(電)090(2684)9622

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