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年末年始に“奇跡”!メインセール破れるトラブルの先に待っていた2回の年越し【白石康次郎の航海記】

2021年1月7日 10時00分

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1年に2度の年越しをした白石康次郎(白石康次郎の事務所提供)

1年に2度の年越しをした白石康次郎(白石康次郎の事務所提供)

 海洋冒険家の白石康次郎(53)=DMG MORI SAILING TEAM=が、フランスを発着点とする単独無寄港無補給の世界一周ヨットレース「バンデ・グローブ」に挑戦している。昨年11月8日にスタートし、現在は日付変更線を越え、南米の最南端を目指して航海中。特別寄稿コラム「オーシャン・サムライ 康次郎の航海記」の第5回は、“2回”の年越しです。
  ◇     ◇
 皆さん、明けましておめでとうございます。年末年始に“奇跡”が待っていました。なんと!! 年越しが2回もありました。53歳の初体験です。大みそかに走っていた海域が日付変更線手前で、ちょうど現地時間の年越しにぶつかりました。世界で一番早いカウントダウンをしたのですが、日付変更線を越えたので、もう一度やり直し。
 インスタントの年越しそばも食べましたが、さすがに1回目の年越しのときだけにしました。また、チューブに入れたあんこを溶かしてお汁粉を作って、お正月気分を味わいました。コックピットには神棚があります。支援者から頂いたお札やお守りを飾っていて、無事に正月を迎えられたので、しめ縄も加えました。
 昨年はメインセールが破れる大トラブルを乗り越えました。リタイア危機もありましたが、レースは半分を過ぎました。本当に奇跡です。現在、トップとは6000キロ離れています。これは東京―ハワイ間の距離。これも地球一周レースならではですね。
 さて、皆さんはどのような一年にしたいでしょうか? 私は「光の一年」にしたいです。元気よく、明るく、前向きに、一歩一歩前に進む。世界一周を達成して、日本を元気にしたいと思います。そのためには、私が元気でいなければいけないので、太陽の様に光り輝いて、良い年にしたいと思います。次の目標は南米最南端の岬、ケープホーン。それではまた!(海洋冒険家)

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