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紀平梨花 新年初滑りは4回転封印も楽しさ表現 笑顔で観客魅了「感覚忘れず次跳べるように」【フィギュア】

2021年1月4日 20時55分

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オープニングで演技する紀平梨花(代表撮影)

オープニングで演技する紀平梨花(代表撮影)

 新春恒例のアイスショー「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」(中日新聞社など主催)が4日、名古屋市の日本ガイシアリーナであり、全日本選手権で2連覇した紀平梨花(18)=トヨタ自動車=らが出演。今回はライブ配信もあり、会場内外のファンを新年の初滑りで魅了した。
 日本人女子で2人目の4回転サルコーを成功させた感覚は年が明けても残っている。「感覚を忘れずに次も跳べるよう頑張る」。初滑りを終えた紀平は早く試合で跳びたくてうずうずしていた。
 今季初戦の全日本選手権は、2022年北京冬季五輪での金メダル獲得への道筋を描く大会ともなった。「理想の土台がやっと見えてきた」。コロナ禍で今季終盤だけではなく、来季の大会開催は不透明。習得に取り組む別の4回転など新技を試すほどの試合のない状況の中、北京冬季五輪まで「4回転1本でいく可能性が高い」と話す。
 全日本選手権で披露した4回転サルコー、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を軸とする演技構成を大きく変える考えはない。「ミスがあってあの点。ノーミスならもっと確実に上がる」と振り返る全日本の演技。磨きをかけ、GOE(出来栄え点)をさらに加えることができるように仕上げていくつもりだ。
 今季は練習拠点をスイスに移し、筋力トレーニングを増やした。「軽く踏み込むだけで回転が足りるようになった」という4回転。以前よりも最高到達点が高くなった。
 「今はこの30%の間だったらはまるというようなエリアがあり、そこで跳べば全部決まる感じ」。線で捉える跳躍で安定感を手に入れた。
 この日は「ジャンプが3つも入る楽しいプログラム。お客さんの前で滑れる喜び、楽しさを表現できれば」と、黒い衣装に身を包んでアン・マリーの「2002」を伸びやかに披露した。年末年始の5日間はスケート靴を履かず、「リフレッシュできた」という紀平。つかの間の休息で心を充足し、3月に開催予定の世界選手権(スウェーデン・ストックホルム)に向け、全日本女王が動きだした。

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