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<2021年 県内の選挙展望>(下)知事選・市町長選

2021年1月4日 05時00分 (1月4日 11時14分更新)
 県内では今年、知事選と、六市町長選と、一県議補選、七市町議選がある。それぞれの首長選の展望を紹介する。

■知事選

 任期満了に伴う知事選は七日告示、二十四日投開票。現職と新人を合わせ、計四人が出馬を表明し、混戦となる見通し。
 県政史上初の五選を目指す無所属現職の古田肇さん(73)と、無所属新人で元内閣府大臣官房審議官の江崎禎英(よしひで)さん(56)への支持を巡り、自民党県連の国会議員と県議が割れ、一九六六年九月以来、五十四年ぶりの保守分裂選挙になる。県連は推薦を見送り、県議会最大会派「県政自民クラブ」(三十一人)は両者に推薦を出した。これまで現職推薦で相乗りしてきた公明党県本部や、立憲民主党と国民民主党の両県連は「自主投票」とした。
 共産党などでつくる市民団体「県民が主人公の岐阜県政をつくる会」は無所属新人の稲垣豊子さん(69)=共産推薦=を擁立。県知事選としては初の女性候補となる。このほか、無所属新人で元県職員の新田雄司さん(36)も出馬を予定している。

■市町長選

 <七宗町> 現職の井戸敬二さん(59)は昨年九月、五選出馬を表明。長年の課題である学校統合問題の前進に意欲を示した。今のところ、他に出馬を表明した人はいない。
 過去三回の選挙戦では上麻生地区を地盤とする現職と神渕地区の同一新人による一騎打ちが続いている。今回も神渕地区で別の候補擁立の声はあるが、現時点で組織的な動きにはなっていない。
 <大垣市> 立候補表明はまだなく、現職の小川敏さん(70)の動きに注目が集まる。小川さんは県内の現市長で最長の五期目。「子育て日本一」を掲げた支援施策や市役所新庁舎建設などに力を入れてきた。前回は無投票だった。
 <海津市> 現職四期目の松永清彦さん(75)が、今期限りでの引退を表明。いずれも無所属新人で市議の藤田敏彦さん(69)と、元県職員の横川真澄さん(47)が立候補を表明している。ほかにも出馬を模索する動きがあったが、現時点では一騎打ちの様相。
 <各務原市> 二期目の現職浅野健司さん(48)が、昨年十一月に立候補を表明。小中高一貫の市立特別支援学校の整備、新総合体育館の建設、高齢者福祉の充実などを公約に掲げている。他に立候補を正式表明した人は、まだいない。
 <川辺町> 町議の桜井真茂さん(56)が昨年十二月、立候補を表明。他に出馬の準備を進めている人がおり、選挙戦が確実視されている。
 現職の佐藤光宏さん(64)は昨年十二月の町議会定例会で進退を問われたが、「考えがまとまっていない」と態度を保留している。
 <白川町> 今のところ、出馬に向けた表だった動きはない。二期目の現職、横家敏昭さん(72)は昨年十二月の町議会定例会で進退を問われたが、「今は何も考えていません」と態度を保留。今後の動向に注目が集まる。町長選は過去二回、無投票が続いている。

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