新型コロナ 新幹線工事でクラスター 敦賀新たに2人感染、計6人

2021年1月1日 05時00分 (1月1日 12時36分更新)
 県は三十一日、新型コロナウイルスに感染して入院中だった八十代の男性一人が死亡し、新たに敦賀市の三十代の男性会社員二人が感染したと発表した。鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)によると、新規感染の二人は、敦賀市内で北陸新幹線新北陸トンネルの工事に当たっていた作業員。既に感染が判明していた四人と合わせ、計六人が感染するクラスター(感染者集団)として、機構が同日公表した。
 機構などによると、六人は工事を受注した奥村組(大阪市)の協力会社の社員。いずれも敦賀市内の同じ寮から、バスでトンネルの工事現場に通っていた。このうちの一人の感染が二十八日に判明していた。三十一日に感染が発表された二人は無症状だったが、感染者と同じ寮にいたことからPCR検査を受けて、陽性が分かった。
 これまでに寮内の全三十八人を検査し、六人が陽性となった一方、残り三十二人の陰性を確認した。これを受け、県の担当者は「これ以上の広がりはないと考えている」と説明した。
 奥村組は一月六日から年明けの工事を始める予定だったが、作業員の体調管理に万全を期すために十二日まで休工とした。機構によると、北陸新幹線工事の全体の工程には影響はないという。
 県内の累計の感染者は三百五十五人、死者は十二人となった。 (浅井貴司)

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