<ユースク> 未来守る勇気をありがとう 医療従事者へ伝えたい思い

2021年1月1日 05時00分 (1月1日 05時37分更新)
 新型コロナウイルスの感染拡大を食い止めようと今この瞬間も大勢の医療従事者が闘っています。十二月二十五日から三日間、LINEアンケートでそんな医療従事者へのメッセージを募ったところ、七百三十の声が寄せられました。
 新しい年、私たちに何ができるのか…。感謝だけでなく、回答者の多くがそう自問していました。一部を紹介します。
 (掲載スペースの都合上、一部、省略や表記の変更をしています。紙面で紹介できなかった医療従事者へのメッセージはこちら

対策、貢献につなげる

 ニュースの特集で休んでいる暇のない医療現場を見てびっくりすると同時に医療従事者の活躍があるからこそ大切な命が助かっていることを知りました。僕はまだ中学生なので直接的な貢献はできないけど、手洗い・うがい・換気といった基本的な対策をしています。医療現場に少しでもこの努力が届くことを願いながら…。(10代男性、愛知県)

感染の息子の支えに

 県外の高校へ通っている息子が夏にコロナに感染しました。第2波の真っただ中で駆けつけることもできず、本人はたった1人でコロナ病棟に入院し、お世話になりました。看護師さんとはタブレットを介してのやりとりだったそうですが心細かったであろう状況を支えてもらい、心から感謝しています。(40代女性、長野県)

どうか無理しないで

 看護師として仕事をしていました。目の前の患者を「何とかして助けたい」という気持ち、痛いほどわかります。でもコロナ禍の今はその思いが強くなり過ぎると自身の体調を壊しかねないと心配です。一人一人が最善を尽くして医療従事者に少しでも負担をかけないようにする。それが全てだと思います。どうか無理し過ぎないようにしてください。(70代以上、女性、愛知県)

予防、細心の注意払う

 最前線でコロナと闘っている方には頭が上がりません。本当にありがとうございます。100%の感染予防は難しくても、できることはたくさんあります。多くの犠牲を払っている医療従事者に迷惑をかけないよう細心の注意を払って生活を送る決意でいます。(20代女性、愛知県)

少し休んでください

 感謝しかないですが違ったことも伝えたいです。「少し休んでください」。感染者の増加は私たちの行動によるもの。経済か感染防止か、政府の軸足がはっきりせず、意識統一されていない影響もあると思います。どんなことでも終わりはいつかあると思います。皆さんの身を粉にしている姿に命のありがたみを感じます。このコロナ禍で信頼できるのは政府でもなく医療従事者と教わりました。(60代男性、三重県)

悲痛な声聞き学んだ

 「お礼も応援もいらないからとにかく不用意に病院へ来ないでほしい」という悲痛な医療従事者の声を聞きました。私たちが病院へ不用意に行かないことこそ何よりの応援につながると信じています。(30代女性、愛知県)

看護の道、娘が強い決意

 娘は受験生。中学生の頃から看護師を志し、看護学科を受験予定です。コロナと受験がかぶったけれど今こうしてメディアで取り上げられて活躍をたくさん見て、娘の思いはますます強くなっています。私たちが今できることは自らを律して感染予防することだと思います。医療従事者に「頑張れ」とは言いません。もう十分やってくれてると分かっています。(40代女性、愛知県)

頑張る姿見て涙出る

 私は障害者ですが、こうして生きられるのも皆さんのおかげです。私たちの治療以上に大変な思いをされ、頑張っている姿を見ると涙が出ます。今は大変ですが、いつか患者さんが元気になって再会できたらうれしいですね。苦労は必ず報われると信じて頑張ってください。(50代男性、愛知県)

心の負担、想像絶する

 最もリスクの高い現場で人の命を守るために頑張っていることを当たり前と思ってはいけないと感じます。医療従事者は、日頃から家庭の時間や自分の睡眠時間を削って従事してくれています。身体だけでなく心の負担も想像を絶するものがあると思います。皆さんのおかげでたくさんの命、たくさんの不安が幾度となく救われていることを私は知っています。(40代男性、愛知県)

私たちが考え行動を

 これだけ「密を避けて外出を控えて感染予防を」と言っているのに東京や愛知などでは人出が減らない状況が続き、感染を拡大させているにもかかわらず、医療従事者へエールというのはおかしな話だと思います。本当に感謝の気持ちがあるなら、私たちがどうしたら医療従事者の負担を軽減させられるのかを考え行動しなければならないと思います。(30代男性、愛知県)

報酬充実求める声多く 支援策アンケート

 LINEアンケートでは医療従事者に必要な支援策についても尋ねた。
 「危険な仕事をしてくれている。報酬はしっかり出して」(50代女性、三重県)、「GoToキャンペーンで国民を喜ばせることより医療従事者のために使ってほしい」(40代女性、愛知県)など報酬の充実を求める回答が190件近くで最も多かった。「苦しい時に吐き出せる窓口を作り、休みを十分に取れるようにする」(60代女性、岐阜県)など休養できる体制づくりに関する意見も目立った。
 医療従事者からは「専門職以外の仕事を分担できる方を増やしてほしい。その方たちへの待遇や感染対策支援もしっかり」(40代女性、愛知県)など、人員不足を嘆く声が複数寄せられた。別の従事者は最大の支援策として「外出自粛。コロナを甘くみないで」(40代女性、三重県)と感染者を増やさない行動を呼び掛けた。
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