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昌平が驚異の粘り、土壇場2ゴールで追いつきPK制す! 篠田兄弟アベック弾【高校サッカー】

2020年12月31日 18時03分

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後半終了間際、同点ゴールを決め喜ぶ昌平・篠田大輝

後半終了間際、同点ゴールを決め喜ぶ昌平・篠田大輝

◇31日 全国高校選手権1回戦 昌平2-2(PK8-7)高川学園(NACK5スタジアム大宮)
 首都圏8会場で一斉に開幕し、前回8強でJ1鹿島に入るMF須藤直輝主将(3年)らを軸とする昌平(埼玉)は高川学園(山口)に2点を先行されながら後半終了間際の連続得点で追い付き、PK戦を制した。
   ◇   ◇
 優勝候補の一角、昌平が驚異の粘りを見せた。土壇場で2ゴール。0-2のビハインドから追いつき、PK戦の末にうっちゃった。
 同点弾は後半45分(40分ハーフ)、最後のプレーで生まれた。ペナルティーエリアの左外で得たFK。キッカーは来季からの鹿島入りが内定している須藤だ。審判から「ラスト(プレー)ね」と声をかけられた10番は絶妙のボールを中央に送り、これを途中出場のMF篠田大輝(2年)がヘッドでたたき込んだ。
 「頭が真っ白になりました」と感極まった須藤は涙目になりながらバックスタンドに向かってダッシュした。一方、ゴールネットを揺らした篠田大にとってはシナリオ通りの一撃。「(交代出場する前から)ヒーローになるんだと自分に言い聞かせていました。このチームを救ってやるという気持ちでした」との決意を最高の形で体現した。
 篠田大にとっては兄の威厳を示す一発でもあった。0-2で迎えた後半40分に反撃の1点目をマークしたのは弟の翼(1年)。「翼が決めたら、次は俺でしょみたいな感じがありました。兄弟でヒーローになれたかなと思います」と、公式戦初というアベックゴールに胸を張った。
 「あきらめてはいなかったですけど、心の奥底には俺らの選手権は終わりだという気持ちがありました」(須藤)と敗退も覚悟した昌平だが、この劇的勝利により、勢いに乗れるかもしれない。九死に一生を得たキャプテンは、「高川学園さんのためにも絶対に自分たちが日本一を取りたいと思って覚悟しました」と戴冠を自らに課した。

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