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井端弘和コーチに聞く、野球五輪代表の選考事情「やっぱり複数ポジションを守れる選手はいい」【新年企画】

2020年12月31日 12時30分

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東京五輪について話す日本代表の井端弘和コーチ

東京五輪について話す日本代表の井端弘和コーチ

 侍ジャパンで強化本部編成戦略担当を兼務する井端弘和内野守備・走塁コーチ(45)が新年を迎えるにあたり、本紙の取材に応じ、五輪代表選考に言及した。
 昨年12月18日のスタッフ会議で1次登録のメンバーをリストアップした。180人超にもなったのは、ここで入れておかないと本番の24人に選べないから。各球団のレギュラークラスはほぼ入れたと言っていい。
 本来ならば2019年の「プレミア12」をベースに選べたけど、今永や甲斐野のように手術した選手や、山崎や松田のように昨季は不調だった選手もいる。逆に村上は急成長しているし、岡本も2年連続で安定感があった。迷ったら経験がある方を使うとしても、判断は難しいところだ。
 新人でも昨季の森下みたいに開幕から活躍したら入る可能性はある。これくらいはやってくれるという予想がつかないところはあるけど、可能性はなくはない。
 普通に考えれば、まずはレギュラーを決めて、その選手に対して控えを当てはめていく。単純にいい選手を選んでも、ポジションが回らなかったらしょうがない。レギュラーは監督に任せているけど、それ以外は自分たちがやらないと。
 その点、やっぱり複数ポジションを守れる選手はいい。例えば周東は外野だけだったけど、昨年は二遊間もこなして打撃も向上した。今までで言えば外崎。彼らはレギュラーで誰かがけがをしても当てはめやすい。
 個人的には、打順から入ったら選びやすいのではと考えている。守備位置で見ていい選手を選んで、後から見たら長距離砲しかいないことになりかねない。レギュラーは最初から入れるけど、それ以外のところではこういう打順を組んだらいいな、というのもありかなと思う。
(侍ジャパン強化本部編成戦略担当)

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