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LiSA「母とけんかをして出てきて…こんな未来があって幸せです」鬼滅に染まったレコ大…感激の受賞【レコード大賞】

2020年12月31日 06時00分

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日本レコード大賞を受賞した「炎」を熱唱するLiSA

日本レコード大賞を受賞した「炎」を熱唱するLiSA

 「第62回日本レコード大賞」の最終選考会が30日、東京都渋谷区の新国立劇場で行われ、10組の優秀作品賞の中からLiSA(33)が「炎(ほむら)」で大賞に選ばれた。「炎」は日本歴代興収1位を記録した「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の主題歌。レコ大でも鬼滅旋風が巻き起こった。
   ◇   ◇
 LiSAが両手で顔を覆った。壇上に上がるまでに視界が曇った。何度も何度も右手の甲で涙をぬぐった。大賞の「炎」は「劇場版『鬼滅―』」の主題歌。自身も作詞に参加し、「大変なことがあっても生きていくしかない―。強い詞になりました」。コロナ禍にも重なる。はかなくも強い意志を紡ぎ、熱唱した。
 この日の晴れ舞台では、「いつもの黒ではなくおめかししてきました」と『フレア』スカート姿だった。「母とけんかをして(岐阜県を)出てきました。その時はこんな未来を想像しませんでした。こんな未来が…あって幸せです」。呼吸は感激で震えた。そして、「鬼滅の刃」の原作者・吾峠呼世晴さんらに感謝を述べた。
 レコ大も「鬼滅」色に染まった。「鬼滅―」の世界観を幅広い世代に伝えた「炎」。初出場で大賞を射止めた。昨年はアニメ主題歌「紅蓮華」が大ヒット。今年は「劇場版でさらにたくさんの方に聴いてもらってうれしく思います」。ストリーミングも累計1億回を超えた。火は海外にも波及した。アップルミュージックのグローバル100で日本人歴代最高の7位を記録した。
 また、オリコンの週間デジタルシングルでは、初登場の10月26日付から11週連続1位の新記録を樹立。10週連続1位(2018年2月26日付~同4月30日付)の米津玄師(29)の「Lemon」を抜き、歴代1位に躍り出た。まさに、時代を象徴する「顔」となった。
 劇場版も興行収入324億円を記録。「千と千尋の神隠し」(2001年、興収316・8億円)を公開わずか73日で抜き、国内興収歴代1位に輝いた。また、LiSAはマウンドにも立った。11月4日の中日―DeNA戦(ナゴヤドーム)で始球式を務め、見事な“全集中"投球を披露。“地元"凱旋(がいせん)試合で中日も勝利した。劇場、ステージ、マウンドでも大車輪の活躍した1年を、大賞受賞のうれし涙で締めくくった。
 ♥LiSA(リサ) 1987(昭和62)年6月24日生まれ、岐阜県出身。2010年アニメ「Angel Beats!」の劇中バンド「Girls Dead Monster」の2代目ボーカルに抜てき。11年ミニアルバム「Letters to U」でソロデビューし、人気アニメの主題歌を担当。19年4月に配信開始した楽曲「紅蓮華」が大ヒットし、第70回NHK紅白歌合戦に初出場。座右の銘は「今日もいい日だっ。」
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