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英語の学習方法紹介 J2磐田通訳、赤阪さんが出版

2020年12月31日 05時00分 (12月31日 05時02分更新)
赤阪弘昭さん=ジュビロ磐田提供

赤阪弘昭さん=ジュビロ磐田提供

  • 赤阪弘昭さん=ジュビロ磐田提供
 サッカーJ2のジュビロ磐田の赤阪弘昭通訳(53)が、英語をはじめ五カ国語の通訳となった経緯をまとめた「超実践的英語勉強法」(写真、アルク、千六百五十円)を刊行した。二十二年の通訳経験で考えた英語の学習法を紹介している。 (川住貴)
 赤阪さんは埼玉県出身。慶応大理工学部卒業後、以前から興味があった英会話をものにするため、英国行きを決断した。資金はアルバイトでためた約二百万円。現地で「日本語を話さない」「英語だけで話し、英語だけで思考する」という独特の勉強法を続け、レベルを上げた。
 その後、スペインに渡り、世界最高峰のスペインリーグ、レアル・マドリードの試合を観戦。感動した赤阪さんは、サッカーで英語とスペイン語を使った仕事をしようと決意した。当時のJリーグにはブラジル人が多く在籍していたため、ポルトガル語の習得のため、ブラジルで四カ月間、勉強をした。
 英語、スペイン語、ポルトガル語をほぼ習得した赤阪さんは、Jリーグの全クラブの事務所に採用を求めて履歴書を送った。一九九九年八月、ジュビロ磐田からスペイン語とポルトガル語の通訳を探しているとの連絡が入り、採用が決まった。
 Jリーグには現在、約百人の通訳がいる。赤阪さんは二十二年、イタリア語と韓国語を含めた五カ国語を操る通訳として働いている。ジョージの愛称で、磐田に在籍した外国人からも厚い信頼を受けてきた。
 赤阪さんが英会話上達のために「多くの人に知ってもらいたい」と掲げるのが次の三つ。一つは一日三分間、英語だけの時間をつくる。二つ目は単語を組み合わせて口に出す。三つ目は自分に合った学習書を効果的に使うこと。ただし、英会話上達のためには基礎的な英文法が必要になると説く。
 さらに、英語圏では、前向きに自分の意思をはっきりと示すことが大事としている。日本人はどちらかというと、言外に含みをもたせる言い方をするが、これは英語圏では通じないという。
 赤阪さんは「世界中の人と会話するためにも、言葉は何歳になっても学べます」と外国語の大切さを訴えている。

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