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“千葉のいぶし銀” 和田健太郎が『グランプリ』初出場初制覇! 「まだ実感なくてフワフワ…」【競輪】

2020年12月30日 20時37分

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KEIRINグランプリを制し優勝カップを手にする和田健太郎

KEIRINグランプリを制し優勝カップを手にする和田健太郎

 和田健がGP王ー。今年の競輪を締めくくる1本勝負「KEIRINグランプリ2020」は30日、神奈川県・平塚競輪場の最終日11Rで行われ、4角で内を突いた和田健太郎(39)=千葉=が直線鋭く伸びて1着。グランプリ初出場で戴冠するとともに、優勝賞金1億340万円を獲得した。千葉支部では滝澤正光、鈴木誠、海老根恵太に次ぐ4人目の覇者。2着は打鐘から先行した脇本雄太が逃げ粘り、3着には前年覇者の佐藤慎太郎。3連単は22万1650円の高配当だった。
   ◇   ◇
 千葉のいぶし銀がど派手な仕事をやってのけた。コロナ禍の1年、競輪界の最後を締めたのは新田でもない、脇本でもない、デビュー19年目の和田だった。「うれしいのひと言。まだ実感がなくてフワフワしています」。初出場にも関わらずベテランは冷静だった。
 「間違えないように周回を数えていました(笑)。平常心でやれたと思う。郡司君に任せて、彼の後ろの着を取れるようにと。彼が全部やってくれたからコースも空いたと思うし、郡司のおかげです」
 想定内の展開から最終2角で郡司がまくるが、清水に振られ、松浦に合わされて車が出ない。「きつそうだったので、悪いけど内に行かせてもらったら(コースが)空いたので」。こうなれば一流の追い込み選手は逃さない。中を鋭く伸びると粘る脇本を捕らえた。
 来年は初のSS班に加えグランプリチャンピオンとして輪界の顔になる。「常に1番車は気が重いです。練習しないと」と、スタート取りの役割には苦笑いするが「コロナがどうなるか分かりませんが、またこの場所に来られるようにしっかりやっていきたい」と決意を述べた。250バンクとして再開される地元千葉競輪にも「参加するつもりです。どうなるのかまだ未知数ですが、少しでも盛り上げていきたい」と、意気盛んだ。
 3連単22万円超えの高配当は大波乱に見えたかもしれない。しかし、レースの流れに乗った和田が自然につかんだ勝利に、何の違和感もない。これがあるから競輪は面白い。

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