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まさに人馬一体…M・デムーロが引き出したオメガパフューム史上初V3【東京大賞典】

2020年12月30日 11時14分

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カジノフォンテン(左)との叩き合いを制し東京大賞典3連覇を果たしたオメガパフューム。右端はウェスタールンド

カジノフォンテン(左)との叩き合いを制し東京大賞典3連覇を果たしたオメガパフューム。右端はウェスタールンド

 「第66回東京大賞典」(G1・ダート2000メートル)は29日、東京・大井競馬場で行われ、1番人気でM・デムーロ騎乗のオメガパフュームがゴール前で9番人気のカジノフォンテンとの競り合いを首差制し、同レース史上初の3連覇を達成した。G1は4勝目。タイムは2分6秒9。3着には3番人気のウェスタールンドが入った。デムーロ騎手(41)=栗東・フリー、安田翔伍調教師(38)=栗東=はともに2年前、昨年のオメガパフュームに続くこのレース3勝目。
 今年も芦毛の馬体が躍動した。オメガパフュームにファンは惜しみない拍手を送り、夕日を浴びたその姿は光り輝いた。「同じレースを3回勝つのはとても難しいこと。勝てて本当にうれしいです」。M・デムーロも会心の勝利に満足げ。偉業達成を素直に喜んだ。
 「行きっぷりが良かった」。無理なく好位で折り合ったのが最後の伸びにつながった。直線で先頭に立った船橋のカジノフォンテンを外から猛追。魂の入った左ステッキがさく裂すると格上の意地を示す形で相手をねじ伏せた。
 「最後の200メートルで差し切れて気持ちが良かったです。改めて強い馬ですね」。鞍上は最上級の言葉をパートナーにかけた。人馬の活躍を見守った安田翔師も「3回続けて出走するのも大変。その中で結果を残せて良かったです」。目を細めて愛馬の成長を改めて感じ取っていた。
 来年は6歳を迎えるが、この日のレースを見る限り心身ともに一段と充実するだろう。次は打倒クリソベリル、チュウワウィザードか。オメガパフュームの存在が、日本のダート界をますます盛り上げそうだ。

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