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西陵キャプテン平野叶苑は兄の分まで奮闘誓う きょう30日に古豪・秋田工と激突【高校ラグビー】

2020年12月30日 10時55分

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高知中央戦の前半、トライを決める西陵の平野=28日

高知中央戦の前半、トライを決める西陵の平野=28日

 第100回全国高校ラグビー大会は、30日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で2回戦16試合が行われる。8大会ぶり出場で28日の初戦を勝ち上がった西陵(愛知第2)は、伝統校の秋田工と対戦。主将のナンバー8平野叶苑(かえん、3年)は、花園に出場できなかった2人の兄の思いを胸に、3回戦進出を目指す。29日は大阪府内で練習し、最終調整した。
 相手はともに全国最多となる68度出場、優勝15度を誇る秋田工。それでも負けられない。燃えているのが、山田和正監督(53)の信頼が厚い平野主将だ。
 ラガーマン三兄弟の末っ子。兄である5歳上の叶馬さん、京産大ラグビー部に所属している3歳上の叶翔さんも西陵でプレーした。だが、花園には届かず。最後に夢をかなえたのが平野だった。
 花園出場を決めた県大会決勝の前、兄から「思い切りやれよ」と声をかけてもらったという。「7年間出ていなかったので、OBの分も、という思いがあった」。30日も兄の思いを胸に戦う。
 兄弟全員を指導した山田監督は「3人とも闘争心あふれるいい選手」と平野兄弟を紹介。中でも、叶苑については「ハーフタイムに改善点を指摘してくれるが、僕よりも正確。プレーをしている瞬間、瞬間では感じても、普通の高校生はハーフタイムになるとうまく言葉にできないもの。でも、平野は理路整然。素晴らしいです」と褒める。
 この日は約2時間の練習で最終調整した。山田監督は「西陵らしいタックルができればいい」と本番を見据えた。その難敵に立ち向かうチームの先頭に平野主将が立つ。

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