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【中日10大ニュース①】コロナでプロ野球開幕遅れ…7月10日ナゴヤDに4958人ファンの“声”

2020年12月30日 06時00分

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広島戦の試合後、スタンドにあいさつする与田監督(右端)らナイン

広島戦の試合後、スタンドにあいさつする与田監督(右端)らナイン

 世界が恐れ、苦しみ、耐えた1年だった。プロ野球の開幕は約3カ月遅れ、試合数は減った。しかも当初は無観客。プロスポーツにとって入場料収入を断たれることは、存続に関わる大問題だ。
 だからこそ、7月10日(広島戦、ナゴヤドーム)の感動を忘れてはいけない。5000人の上限付きでの有観客初戦。9回に大島の犠飛で追いつき、延長10回、ビシエドが決めた。弾丸ライナーが左中間席に突き刺さった。
 密にならぬよう座席は間引き、鳴り物は禁止。声援スタイルも大きく制限される中で4958人がスタジアムに帰ってきてくれた。ビシエドのサヨナラ弾が出た瞬間、マスク越しに「ウオーッ」と声を漏らす人が何人もいた。つらいことを吹き飛ばしてくれるスポーツのすばらしさ。それでも感情を制御しなければいけない現実。記者席にもいろいろな思いが伝わってきた。
 感染リスクはある。恐怖心も抱えていたことだろう。それでも駆けつけてくれた4958人の「声」は、ドラゴンズに携わる全ての人が心に留め置かねばならない。

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