あるぞ4年連続高校生1位指名!投手王国復活へエース候補3人をリストアップ【中日】
2020年12月30日 06時00分
根尾、石川昂、高橋宏と3年連続で続いた地元出身高校生のドラフト1位指名。将来的にチームの柱になり得る選手ならば、地元でなくても獲得に動く。来秋のドラフト候補で「豊作」との声が上がるのは高校生。その中でも3人の右腕投手がドラフト戦略の軸となりそうだ。
まずは最速150キロ超の高知高・森木。高知中時代に球速が出にくいとされる軟式で150キロを記録し「スーパー中学生」として脚光を浴びた、世代を代表する投手だ。竜のスカウト陣も昨年から注目し、視察を重ねている。ある程度の完成度の高さを見せているが、米村明チーフスカウトは「まだまだ伸びしろがある」とさらなる潜在能力にも期待している。
2人目は最速154キロの大阪桐蔭・関戸。高知・明徳義塾中時代には森木と軟式野球でしのぎを削った間柄だ。今夏の大阪府の独自大会では、4回戦の浪速戦でプロ6球団のスカウトが熱視線を送る中、1イニング2奪三振の三者凡退に抑えてアピールした。
そして最後は身長185センチの市和歌山・小園。全国的な知名度こそ2人には劣るものの、実力は折り紙付き。米村チーフスカウトは「担当スカウトからの評価は抜群。投げ方が柔らかくて真っすぐがいい。キレも力も両方ともある」と直球主体の力強い投球を絶賛する。
3人とも東海、中部地区とは縁がない。だからこそ、スカウトが視察した現地の映像をしっかりチェックし、将来の投手王国復活へ向けた準備を進めている。高橋宏に続く、将来のエース候補獲得に余念はない。
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