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大発会晴れ着、いまどきどうなのよ 証券会社の女性社員、怒り失望

2020年12月29日 05時00分 (4月19日 11時01分更新)
 「女は飾りじゃないんだよ…」。「Your Scoop〜みんなの取材班(ユースク)」発足前の今年正月、ある証券会社の女性社員がぽつりと、でも、はっきり怒りと失望を込めて金融担当の記者に漏らした。女性が許せないのは、証券取引所で新年最初の営業日にある「大発会(だいはっかい)」の光景=写真、二〇一九年一月撮影。居並ぶ晴れ着姿の若い女性がフラッシュを浴びながら万歳や手締めをし、新聞やテレビが大きく報じる、あの催しだ。この一年、折々に関係者の声を聞いてみた。 (中野祐紀)
 そもそも大発会って何だろう。SMBC日興証券がウェブに載せる「初めてでもわかりやすい用語集」には「年始の最初の取引日に行われる催事のことで(中略)原則として一月四日」「新年のお祝いムードから『ご祝儀相場』として株価が上昇しやすい」とある。
 テレビでは、全国ニュースで振り袖姿の女性や著名人ゲストが鐘を突く東京証券取引所の光景が毎年流れる。では中日新聞は…と記者自身が書いた今年の記事を確認すると、名古屋本社版は、夕刊と朝刊に地元の名古屋証券取引所の写真を載せていた。振り袖の女性十数人が最前列に陣取り、万歳。ほぼ隠れる後列に男性証...

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