本文へ移動

北の富士さん絶賛「ダントツである」本紙制定の最優秀新人賞に琴勝峰「もっともっと上に」【大相撲】

2020年12月29日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
新人賞を受賞した琴勝峰

新人賞を受賞した琴勝峰

 中日スポーツ、東京中日スポーツ制定の第57回大相撲幕内最優秀新人賞に28日、東前頭3枚目の琴勝峰吉成(ことしょうほう・よしなり、21)=佐渡ケ嶽=が選考委員による投票で決まった。年明け1月10日の初場所初日中入り前、東京・両国国技館の土俵上で表彰式が行われる。
  ◇  ◇  ◇
 2020年の幕内在位はわずか3場所。少ない場所数の中で琴勝峰は見事な輝きを放った。191センチ、156キロの堂々たる身体。幕内最年少の21歳。土俵上であふれんばかりの若さをほとばしらせた。
 新人賞の一報に「うれしいです。頑張ってよかったなと思います」と笑みを浮かべ、「がむしゃらに、あっという間に終わった1年でした」と振り返った。
 選考委員も高く評価した。本紙評論家の北の富士勝昭さんは「3場所負け越しなしは立派。特に11月場所の難しい地位での勝ち越しはすごい。大関戦での堂々たる取り口は将来性を感じる。断トツである」と絶賛。芝田山親方(元横綱大乃国)は「大関貴景勝にも真っ向勝負で見せ場を作り、勝ち越した。12場所連続勝ち越しの勢いと幕内最年少の若さに期待して」。相撲協会からの諮問を受け、横綱を推挙する立場にある横審の矢野弘典委員長も「場所ごとに力をつけており将来性を感じる」とする逸材だ。
 四つでも押しでも相撲が取れる。「何でもできるという気持ちでいくんで。何かひとつじゃなくて、たくさん引き出しがある状態がいいのかなと思います」という琴勝峰の言葉には、洋々たる未来が約束されていることを感じさせる。
 来年の目標に具体的な番付や数字を挙げることはなかった。「上にもっともっといきたいし、強くなりたい。限界を決めないで、いけるところまでいきたい」。来年の今ごろ、どの番付に名を連ねているか楽しみだ。
  ◇  ◇  ◇
 ▼琴勝峰吉成(ことしょうほう・よしなり)本名・手計富士紀(てばかり・としき)。1999(平成11)年8月26日生まれ、千葉県柏市出身の21歳。191センチ、156キロ。佐渡ケ嶽部屋。埼玉栄高から17年九州場所で初土俵。19年九州場所で新十両。今年7月場所で新入幕。得意は右四つ、寄り。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ