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昨年は与田監督の「肩幅」今年の「ドラゴンズ流行語大賞」は?女性ファンにも浸透、盤石トリオから生まれたあの”愛称”

2020年12月28日 11時50分

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左から・祖父江、福、R・マルティネス

左から・祖父江、福、R・マルティネス

  • 左から・祖父江、福、R・マルティネス
  • 「関東ドラファン大反省会2020」会場前の看板
 年の瀬が迫る27日、東京・新宿のイベントカフェ「ネイキッド・ロフト(NAKED LOFT)」で首都圏のドラゴンズファンを対象にした「関東ドラファン大反省会2020」が開催されました。
 パネリストとして出演したのは「中日ドラゴンズあるある」などの著書があるライター・編集者の大山くまおさん、構成作家のチャッピー加藤さん、スポーツライターやイベントプロデュースなど多彩な活動をするカルロス矢吹さんに、私を加えた4人。私を除く3人は子供向け問題集「ドアラドリル」の製作委員会にも名を連ね、「月刊ドラゴンズ」でもおなじみです。
 例年だと席がぎっしり埋まる「密」大歓迎のイベント。しかし今年は感染防止対策で観客数を収容人数の半分ほどの20人余に限定してステージと間隔を空け、声出し禁止、拍手だけという球場さながらのルール。このようなイベントで観客との掛け合いも楽しみの一つとしている私としては、やはり異様な空間です。「新しい日常」などいらないから、早くいつものライブイベントに戻ってほしい。アマビエさま、お願いいたします。
 そのような中でも、観客参加の「ドラゴンズ流行語大賞」はいつものように行われました。今年のドラゴンズを振り返って反省する前半を終えた後の休憩時間を利用して一人一人に印象に残った言葉を書いてもらい、出演者と一緒に大賞を決めるコーナーです。
 ちなみに昨年の大賞は「肩幅」。ドラフト1位指名の石川昂弥内野手が与田監督から昨年に指名あいさつを受けた際、その肩幅を見て「テレビで見ていて大きいとは思っていたが、自分が想像している以上に大きかった」と驚いたことに由来しています。60センチ以上とされる与田監督の肩幅(一般男性の平均は約42センチ)には、今年のドラフト1位・高橋宏斗投手(中京大中京高)も「間近で見ると迫力を感じました」と、やはり驚きを隠せなかったようです。
 そして2020年の栄えある大賞は―。観客と出演者のほぼ満場一致で決まったのは「大福マル」です。
 8年ぶりのAクラスとなった今年の原動力は10完投6完封で沢村賞を獲得した大野雄大投手に加えて、7月末から6回終了時にリードしていた試合で37連勝を記録した鉄壁のリリーフ陣だったことは疑いもないところ。その中心を担った祖父江大輔の「大」、福敬登の「福」、R・マルティネスの「マル」を合わせたネーミングは、かつて阪神で一時代を築いた「JFK」に比べると迫力には欠けるが、女性ファンも含めて「かわいらしい」「親しみやすい」など好評で、たちまち浸透しました。大賞にふさわしいといえるでしょう。
 次点は「大福マル with T」。同じリリーバーの谷元圭介が今月9日に600万円ダウンの年俸5400万円で来季契約を更改した際にこのネーミングを挙げて「3人の頑張りがあってAクラスに入れたと思う。そこに食い込めるように。来年はもうwith Tじゃない」と決意を語ったことは、まだ記憶に新しいところです。
 イベントの最後は出演者による来季の順位予想でした。「優勝」とした私以外の3人はいずれも「3位」。ただ、3人とも「ドラゴンズを愛しているからこその辛口予想。Bクラスに低迷していたここ数年のチームを考えれば3位と予想できるようになっただけでもすごいことだけど、監督もフロントも選手も今のままではいけないと、さらに上を目指してほしい。そのような思いを込めた」と、口をそろえてアツく語っていました。
 山の頂はまだまだ先にある。そこに向かって駆け上っていってほしい。ファンの大きな期待を込めた2021年が、もうすぐ始まろうとしています。
 ◆ヘンリー鈴木(鈴木遍理) 東京中日スポーツ報道部長、東京新聞運動部長などを経て現東京中日スポーツ編集委員。これまでドラゴンズ、東京ヤクルトスワローズ、大リーグ、名古屋グランパス、ゴルフ、五輪などを担当。
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