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虹色バー開設へ 浜松の光学機器会社が協力

2020年12月28日 05時00分 (12月28日 05時02分更新)
店先の道路や外壁を彩る虹色のLEDライト=27日夕、浜松市中区で(川戸賢一撮影)

店先の道路や外壁を彩る虹色のLEDライト=27日夕、浜松市中区で(川戸賢一撮影)

 光学機器メーカーのパイフォトニクス(浜松市東区)が、店内外を虹色の光で彩るユニークなバーを同市中心部の中区鍛冶町で開設する。コロナ禍で客足が遠のいたままの飲食街に新たな明かりをともそうと、来年二月ごろのオープンに向け準備を進める。
 カウンターや天井に虹色の線が伸び、グラスを傾ければ光の帯が波を打つ。
 もともと別のバーが営業していたが、今夏に近隣で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生して来客もまばらに。店主の内藤達也さん(42)が「昼間はピザの宅配で生活をしのごうか」と覚悟していたところ、客として出入りしていたパイフォトニクス社長の池田貴裕さん(45)が改装と協業を持ち掛けた。
 同社はさまざまな色や形の光を照射する発光ダイオード(LED)装置「ホロライト」を販売。製造現場の検査工程や警告サインの表示のほか、コロナ禍で医療従事者に感謝を表すライトアップにも使われる。
 街中にショールームを設けるのは、池田さんが浜松ホトニクス(中区)を退職して創業した十四年前からの夢。「誰もやらないことに挑戦するのが好き。飲みに出る人が減った今こそ進出したい」と、装置を至る所に設置したバー開業を思い立った。
 テーマは「光と音と酒と人の融合」。会員制にして、若手起業家らが、ジャズが流れる中でカクテルやワインを楽しみ、新ビジネスを語り合う場にしたいと考える。運営は内藤さんが担い昼間は商談に活用する。
 池田さんは「虹は希望や平和の象徴。通りすがりの人の心が温かくなるような場所にしたい」と意気込む。 (久下悠一郎)

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