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小中学校クラスターは中部6県で3件 識者分析

2020年12月28日 05時00分 (12月28日 05時00分更新)
 中部六県(愛知、岐阜、三重、滋賀、長野、福井)の公立小中学校で二十五日までに発生した新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)や集団感染は計三件だった。飲食店や職場クラスターなどと比べ、発生が相次いでいない背景として、専門家は大人との行動パターンの違いや学校での感染対策を指摘する。
 各県教委や名古屋市教委によれば、愛知、岐阜、福井各県の公立小中学校ではクラスターは確認されていない。クラスターは津市の中学校(教職員含め六人)と滋賀県守山市の中学校(同五人)で確認され、長野県青木村の小学校では、教職員を含む七人の集団感染が判明している。
 海外などでは子どもは大人よりコロナに感染しにくい可能性があるとする論文が出ているが、名古屋市立大の中島捷久(かつひさ)名誉教授(ウイルス学)は「大人と子どもの感染の度合いに明確な差が出るのか現段階で不明だ」と指摘。その上で「子どもはマスクを外して多くの人と会食するようなことはあまりしない。子ども特有の行動様式が、クラスターの少なさに影響していると考えられる」と分析する。
 愛知県立大の清水宣明教授(感染制御学)は「小中学校はコロナ感染を抑え込んだ成功例。...

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