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【サッカー天皇杯】J1王者・川崎が三笘&田中弾でV王手「憲剛さんを優勝して送り出す」惜別の2冠だ

2020年12月27日 21時02分

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後半、フリーキックを決め喜ぶ川崎・田中(右から2人目)ら

後半、フリーキックを決め喜ぶ川崎・田中(右から2人目)ら

  • 後半、フリーキックを決め喜ぶ川崎・田中(右から2人目)ら
  • 後半、フリーキックを決める川崎・田中
◇27日 天皇杯準決勝 川崎2―0秋田(等々力陸上競技場)
 J1王者の川崎がJ3優勝の秋田を下し、来年1月1日に東京・国立競技場で行われる決勝に進んだ。決勝の相手は、J2王者の徳島を2―0で下したG大阪となった。
 今季限りで引退する川崎の元日本代表MF中村憲剛(40)は後半41分から出場した。
   ◇   ◇
 両手を広げ、澄み渡った青空の下で歓喜の余韻に浸った。1ー0の後半38分。敵陣ペナルティーエリア左手前、約18メートルのFK。MF田中碧(22)は右インフロントで球を蹴り上げ、縦回転で落とした。あえて助走に角度を付け、相手GKに左側のニアサイドを意識させながら、右サイドネットを強烈に揺らした。
 「(カップ戦は)勝つことが一番の目標。勝てたことが一番の収穫で、目的は達成できた。(FKは)たまたま入ったことにしてください」。冗談交じりに浮かべた笑みに、今季リーグベストイレブンに初選出された充実感がにじんだ。
 秋田の猛烈な守備圧力と徹底したロングボールに手を焼き、「難しい試合だった」とは鬼木監督。ただ、その言葉とは裏腹に危機はたった1度。故障から復帰した大島を中心に球を握り、穴を探り続けた。前半39分にルーキー三笘が今季公式戦17点目を挙げ、チームは勢いづいた。
 初の天皇杯タイトルに手を掛け、チームには合言葉が生まれている。
 「(一緒に)ピッチに立てる喜びと、教えてもらったことをチームメート全員で表現して、(中村)憲剛さんを優勝して送り出せたら」。大島がそう誓えば、田中は「憲剛さんと最後の試合。全員の力で勝ちにいく」と力を込めた。2021年元日決戦。惜別の2冠で、「背番号14」の有終の美を飾る。

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