桜花学園が反省しきりの完勝劇「今日は最悪」連覇かかるウインターカップ女子決勝へ「最後は笑顔で」【高校バスケ】 

2020年12月27日 18時19分

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28得点36リバウンドで勝利に貢献したアマカ

28得点36リバウンドで勝利に貢献したアマカ

  • 28得点36リバウンドで勝利に貢献したアマカ
 全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)は27日、東京体育館で女子の準決勝と男子の準々決勝が行われ、女子では連覇を狙う桜花学園(愛知)が、84―64で高知中央に勝って決勝に駒を進めた。主将の江村優有(3年)が最多の31得点、ナイジェリアからの留学生オコンコ・スーザン・アマカ(同)も28得点36リバウンドと主軸が機能して、盤石の試合運びを見せた。
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 笑顔なき完勝劇だった。桜花学園は、1度もリードも許すことなく20点差で勝利。危なげない試合運びで決勝進出を決めたが、井上真一監督(74)は「今日は最悪。ディフェンスが好きなように打たれ、ワンオンワンでみんなやられた」と厳しい言葉を並べた。
 相手は初の4強進出で勢いに乗る高知中央。練習試合で戦った時とは異なり、ゴール下を固められるゾーンディフェンスを敷かれたが、司令塔の江村を中心にすぐさま対応。江村が巧みなパスや自らのドライブで翻弄(ほんろう)すれば、留学生のアマカはリバウンドでゴール下を支配。堅い守りから流れをつかみたい相手から着実にリードを奪い、勢いを封じた。
 ディフェンスでもインサイドで勝負させずに圧倒。それでも江村は「チームがちょっと固くて、思い通りのプレーがあまりできず、桜花の流れじゃなかった。途中もディフェンスが甘くなった」と反省しきり。アマカも「疲れた。しっかり休んで明日に備えたい」と全く楽観はしていない。
 新型コロナウイルス禍でインターハイが中止になり、皆で涙を流した。それでも相手を圧倒する“桜花のバスケ"に磨きをかけて戻ってきた決勝の舞台。相手は、決勝では2009年以来となる東京成徳大学。江村は「全力で桜花のバスケをするだけ。最後はみんなで笑顔で終わりたい」と意気込む。女王が満開の笑顔を咲かせるまで、あと1勝だ。
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