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<移住特集> 伊豆の魅力 修善寺から 山崎翔悟さん(27)・和可奈さん(27)

2021年1月1日 03時10分 (1月1日 03時11分更新)
干し柿をつるした自宅の軒下で語らう山崎翔悟さん(右)と和可奈さん夫妻=伊豆市修善寺で

干し柿をつるした自宅の軒下で語らう山崎翔悟さん(右)と和可奈さん夫妻=伊豆市修善寺で

 宿泊客と山に登りたい。山崎翔悟さん(27)、和可奈さん(27)夫妻は四月、そんな夢を乗せたゲストハウスを伊豆箱根鉄道修善寺駅前に開業する。四階建てビルの一階を登山用品店、二〜四階を宿泊施設に改装し、六月から宿泊客を受け入れる。「伊豆の山々の魅力をたくさんの人と楽しみたい」
 昨年一月、大阪市のアウトドア用品大手を夫婦そろって退職。山梨県や新潟県も移住先に検討したが、自転車の五輪競技場・伊豆ベロドロームがあり、集客を見込める伊豆市に決めた。
 住民は温かく受け入れてくれた。移住直前に無職になったためアパートの入居審査に通らなかったが、その後、今の自宅である木造平屋、庭付きの民家を譲り受けた。軒下には干し柿をつるし、庭には夫婦専用のキャンプサイトもある。
 当初目指した五輪開幕前の開業は新型コロナウイルスの感染拡大でかなわなくなった。それでも「退職した時点で何でも挑戦してやると燃えていた」と翔悟さん。
 巣ごもり期間中も、ゲストハウスに泊まりに来てくれる将来の登山仲間をオンラインで増やそうと、動画投稿サイト「ユーチューブ」にチャンネル「山好き移住者の日記byもじゃまる」を開設。登山初心者に山の魅力を発信した。登録者は二万九千人を超える。
 翔悟さんは市民向け会員制交流サイト(SNS)講座の講師も務める。「僕らと登山したいと感じてもらえたら」。出会う人みんなを登山仲間の輪に加えたいと願う。
(1)移住の理由は:夫の大学時代からの夢をかなえたい。妻の趣味の登山も生活と両立させたい
(2)決め手は:自然が豊かで都市部にも近い。東京五輪の会場でもあり集客も見込める
(3)夢は:登山初心者でも楽しめる体験型ゲストハウスのオープンと伊豆市への貢献

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