紀平梨花が公式練習で4回転サルコー2度着氷 挑戦は27日当日判断か【全日本フィギュア】
2020年12月26日 15時03分
◇26日 フィギュアスケート全日本選手権第2日(長野市ビッグハット)
ショートプログラム(SP)で首位発進した紀平梨花(18)=トヨタ自動車=は26日、大会連覇のかかる27日のフリーに向けて公式練習に臨み、大技の4回転サルコーで2度も鮮やかに着氷した。
フリー最大の注目は紀平が4回転サルコーに挑戦するのか、そしてその成否だ。今季はスイスで4カ月の合宿を張った。「4回転を跳ぶためにたくさんのトレーニングを積んできたので、その成果を出したい」。練習の感覚がよければ、挑戦すると明言していた。
この日の練習で曲をかけた場面は、4回転サルコーで派手に転倒。それでもタイミングや跳ぶ姿勢を修正しているかと思わせる動きの調整を繰り返し、2度の成功にこぎ着けた。
伝家の宝刀、トリプルアクセルでも転倒するシーンはあったが、トリプルアクセル―3回転トーループの連続ジャンプはしっかりと決めた。SPの疲れや当日練習の様子を見て、4回転サルコー挑戦の判断をするとみられる。
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