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<記者ノート2020 中信回顧> (4)7月豪雨、木曽で被害

2020年12月26日 05時00分 (12月26日 17時01分更新)
土砂や倒木で覆われた現場=8月12日、木曽町日義で

土砂や倒木で覆われた現場=8月12日、木曽町日義で

  • 土砂や倒木で覆われた現場=8月12日、木曽町日義で
  • 崩落現場付近は仮設道路で通行が再開された=11月30日、木曽町日義で
 日本各地で大きな爪痕を残した七月豪雨。木曽郡内でも七月八日に一時、木祖村を除く五町村に大雨特別警報が出されるなど、新型コロナ禍の中で住民が避難した。住家三十二棟が床下浸水するなど被害も出た。木曽、上伊那地域を結ぶ国道361号の一部区間は、十一月三十日に仮設道路による片側交互で通行が再開されるまで、約五カ月にわたって通行止めとなった。
 通行止めとなったのは、木曽町日義の国道19号神谷入口の交差点から塩尻市奈良井までの約四・九キロ。七月七日に土砂が流出した後、十二日には別の場所で斜面の土砂崩れが発生し、その後に拡大。さらなる崩落もあった。
 この区間の先にある権兵衛トンネルが昨年の台風19号の影響で通行止めとなり、塩尻市中心部などを経由したこととを比べれば、近くに迂回(うかい)する県道はある。それでもカーブが多く、十五〜二十分の遠回りとなった。取材先でも「娘が伊那に通勤しているので早く直して」といった声を耳にした。権兵衛トンネルが二〇〇六年に開通して以来、住民にとって通勤や通院、買い物など生活に欠かせない道路となっていたことを感じた。
 復旧に当たる県木曽建設事務所も「迂回路は凍結したら危険...

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