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【村上佳菜子レポート】自信持ち楽しそうに滑る鍵山選手は目が離せない 羽生選手、宇野選手にも刺激

2020年12月26日 06時00分

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男子SP、演技をする鍵山優真(代表撮影)

男子SP、演技をする鍵山優真(代表撮影)

 男子で首位に立った羽生選手のプログラムは大変素晴らしく、今季初戦とは思えない安定した演技でした。2位に入った鍵山選手は勢いのあるプログラムで、今後の演技にも目が離せません。
 楽しそうに自信を持って滑っている鍵山選手。彼の魅力はスピードとジャンプの迫力ですが、羽生選手、宇野選手と並ぶほどの技術力を兼ね備えています。彼には同世代の佐藤選手がいて、切磋琢磨(せっさたくま)してきました。この日の佐藤選手はミスが出ましたが、いよいよ“2強"を脅かす時代が到来したのだと実感しました。
 鍵山選手の存在が羽生選手、宇野選手の刺激になっていると思います。SPは首位と3位まで9・31点差。男子は大技が多いだけに、1つのミスが響きますし、鍵山選手以外の2人は今季初戦なので体力面などフリーでは未知数なことが多い。ジャンプで転倒してしまった宇野選手もフリーできっと彼らしい安定した演技を披露するでしょう。優勝の行方は分かりませんが、これから繰り広げられる熱い戦いが楽しみです。
 女子は紀平選手が首位に立ちましたが、今季初戦の影響もあり、彼女のジャンプの良さが十分に発揮できていないように感じました。一方、NHK杯で優勝した坂本選手にジャンプのミスが出たのは、彼女本人もベストの演技が続いていたからこそ悔しく思います。中1日で修正し、フリーでは各選手のベストな演技ができることを願っています。
(プロフィギュアスケーター、ソチ五輪代表)
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