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紀平梨花 2月以来の実戦「ドキドキしたけど、すごくいい演技」炎のような赤黒衣装で魅了【フィギュア】

2020年12月25日 22時17分

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女子SPで片手での側転を披露する紀平梨花(代表撮影)

女子SPで片手での側転を披露する紀平梨花(代表撮影)

◇25日 フィギュアスケート全日本選手権第1日 女子SP(長野市ビッグハット)
 女子SPは昨年の全日本選手権女王で2018年GPファイナルを制した紀平梨花(18)=トヨタ自動車=が今季初戦という不利もはねのけて79.34点で首位に立った。18年平昌五輪代表で18年全日本女王の坂本花織(20)=シスメックス=が71.86点で2位、17年四大陸選手権女王で昨季は体調不良で休養し、今季復帰した三原舞依(21)=シスメックス=が69.55点で3位に入った。
  ◇  ◇  ◇
 コロナ禍によるブランクを全く感じさせなかった。2月の四大陸選手権以来となる実戦だった紀平は終始、落ち着いた演技を披露。全日本女王の貫禄を見せつけた紀平は内容をこう振り返った。
 「かなり試合と試合の間が空いて、いろんなことを考えて集中しなければいけなかった。ちょっとドキドキしたけど、すごくいい演技ができた」
 SP曲は初披露となる「ザ・ファイアー・ウイジン」。炎をモチーフにしたような赤と黒を基調にした衣装でリンクに入ると、冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めて流れをつかんだ。3回転フリップ―3回転トーループの連続ジャンプはGOE(出来栄え点)で0・83点の減点を受けたが、3回転ルッツはしっかり着氷。体操のような片手側転も見せて、観客を魅了した。
 最大の切り札でであるトリプルアクセルは、長野入り後にいい感覚をつかめていなかった。そこで、靴の中敷きを2枚から1枚に減らし、靴の状態を緩く調整。成功した動画を見直し、現在のフォームと照らし合わせ、この日の朝には感覚をしっかり取り戻していた。
 ただ、SPで目指していた80点を超えられなかったことから、満足感はない。今季は4カ月にわたるスイスでの合宿で、脚に筋肉痛が残るほどの筋力トレーニングに励んだ。その成果を出す場が27日のフリーだ。「4回転を跳ぶためにたくさんのトレーニングを積んできたので、その成果を出したい。できるだけ挑戦できるよう26、27日の練習に励みたい」。習得を目指してきた大技・4回転サルコーの投入に強い意欲も見せた紀平。2年連続の頂点へ一気に駆け上がる。

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