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【ドラマ】CBC「スナイパー時村正義の働き方改革」文化庁芸術祭優秀賞 徹底した“制約”に注目

2020年12月25日 19時45分

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文化庁芸術祭で優秀賞を受賞したドラマ「スナイパー時村正義の働き方改革」に主演した高杉亘(左)とヒロイン役の高田夏帆

文化庁芸術祭で優秀賞を受賞したドラマ「スナイパー時村正義の働き方改革」に主演した高杉亘(左)とヒロイン役の高田夏帆

 今年2~3月にCBCテレビで放送された連続ドラマ「スナイパー時村正義の働き方改革」が、令和2年度(第75回)文化庁芸術祭(テレビ・ドラマ部門)で、優秀賞を受賞した。同局の番組が優秀賞に選ばれるのは、昨年のドキュメンタリー部門「土がくる~規制なき負の産物の行方」に続いて2年連続となり、ドラマでは2011年の「CBC開局60周年記念スペシャルドラマ『初秋』」以来9年ぶりとなる。
 発表された受賞理由は「コロナ禍の本年は『制約』というものから芸術が生まれることを改めて考えさせられたが、本作はコロナ禍とは関係なく『制約』を自らに課す。場所は一カ所、登場人物二人、出道具はスコープ付狙撃銃とノートパソコンだけ。それで巨大な予算と人を投入した大アクション場面を視聴者に想像させる。脚本・演出の知恵と腕に感服させられた」となっている。
 高杉亘(56)が主演、高田夏帆(24)がヒロインの「スナイパー時村正義の働き方改革」は、あらゆる危機から世界を守ってきた情報機関「JIA」のスナイパー・時村正義(高杉)の前に、人事部の若手職員・早川カオリ(高田)が時村の前に現れ、残業時間トップの時村の働き方改革を始める。任務のために残業はNG、休日出勤もNG、有給休暇は必ず取得。日本そして世界の平和を守るスナイパーが働き方改革を実行する過程で「働く」とは? 「仕事」とは? を知っていくハードボイルドなヒューマンコメディー。
 CBCサイドは「今作で徹底したのは、ワンシチュエーション2人芝居という点です。人影や音、タブレットの中でだけ外の世界をにおわせるという演出を行い、世界平和にかかわる大規模なテロ事件を解決していながら、本当の事件は『社内』で起こっているというメッセージを表現しました」と説明している。

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