羽生結弦がSP首位で5年ぶり頂点へ好発進、2位は鍵山優真、5連覇狙う宇野昌磨はジャンプ転倒で3位【全日本フィギュア】
2020年12月25日 16時51分
◇25日 フィギュアスケート全日本選手権第1日 男子SP(長野市ビッグハット)
男子SPは5年ぶりの優勝を目指す五輪連覇の羽生結弦(26)=ANA=が安定した演技を披露して、103.53点で首位に立った。2位は今季のグランプリ(GP)シリーズ最終戦NHK杯を制した鍵山優真(17)=星槎国際高横浜=が98.60点で続き、大会5連覇を狙う宇野昌磨(23)=トヨタ自動車、中京大=はジャンプでの転倒が響き、94.22点で3位だった。
GPシリーズを欠場した羽生は今季初戦だったが、今季のSP曲のロックナンバー「レット・ミー・エンターテイン・ユー」を観客の前で初めて披露し、激しいビートに乗って軽快な演技を披露。4回転サルコー、4回転ー3回転の連続トーループ、トリプルアクセルと3つのジャンプを無難にまとめると、手拍子で観客をあおる羽生らしさも見せた。
試合は今年2月の四大陸選手権以来だった羽生にとって得点の103.53は、2月の四大陸選手権のSP111.82点、昨年12月の全日本選手権の110.72点よりも低かったが、貫禄を見せた格好。今季はコロナ禍の影響で主に1人で練習し、この日のキス・アンド・クライも1人だった五輪王者が5年ぶり5度目の優勝へ大きく前進した。
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