【石川】新たにカラオケクラスター 今月2例目 南加賀で計5人感染

2020年12月24日 05時00分 (12月24日 10時30分更新)

 石川県は二十三日、新たに二十〜八十代の男女六人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち能美市の六十代男性従業員は、南加賀地域にあるカラオケができる飲食店を今月中旬に訪れていた。既に発表された感染者四人も同じ店を訪れていたため、県はカラオケ関係の新たなクラスター(感染者集団)が発生したと認定した。県内では十八例目のクラスターで、カラオケ関係では三例目。
 県によると、新たなクラスターの五人は能美市と小松市在住で、年代は六十、七十代が二人ずつ、八十代が一人。店の従業員か利用客かは明かしていない。店側は入店時に手指消毒や検温を行い、テーブルなどにアクリル板を置くなど感染防止策を取っていた。マスクを外して歌ったり、飲食したりする人がいたという。五人は別々に店を訪れたとみられる。
 県によると、十五日に発表されたカラオケ喫茶のクラスターは金沢市内の店で起きた。そのクラスターでも新たに同市の四十代男性従業員の感染が判明。両クラスターの感染者数は二十三日現在、計三十三人となり、六十五歳以上の高齢者が約八割を占める。
 十一月十日からゼロだった重症者は二人となり、うち一人はカラオケを利用した高齢者。もう一人は高齢者ではなく、感染が拡大している首都圏を訪れて会食していた。
 谷本正憲知事は「高齢者はカラオケを控えることも含め慎重の上に慎重に判断してほしい。感染拡大地域との往来も慎重に判断し、やむを得ない場合も用件が済み次第、速やかに戻ってほしい」と呼び掛けた。飲食需要を喚起する「Go To イート」には「食事そのものは十分注意していただけたら」とした。
 カラオケ関係クラスター以外では四人の感染が判明。うち三十〜八十代の男性三人は感染経路が分かっていない。残る一人は既に発表された感染者の同居人。県内の感染者数は計九百八十人となった。

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