本文へ移動

美浜、若狭での創業支援 産官金連携協議会を結成

2020年12月24日 05時00分 (12月24日 09時47分更新)
相談機関に掲げられてる専用タペストリー(左)と、相談シート=若狭町のわかさ東商工会で

相談機関に掲げられてる専用タペストリー(左)と、相談シート=若狭町のわかさ東商工会で


 美浜、若狭両町での創業を支援する「産官金連携協議会」(愛称・わかさライザーV3)が結成された。わかさ東商工会と両町、福井銀行や敦賀信用金庫などの五金融機関で構成。借り入れや補助金、移住サポート、空き店舗情報、確定申告、販路開拓など産官金のノウハウを共有し、創業後まで継続的にサポートする事業を始めた。
 両町は県内でも人口減少が著しく、空き地や空き家が増えている。事業者数は右肩下がりの状態で、後継者不足により廃業するケースも目立つ。
 連携協議会は創業する人を増やして地域を活性化させようと創業支援の体制を強化する目的で今年夏に結成。創業希望者の相談内容を三機関で情報共有する。
 今月から開始した創業希望者のサポート事業は、専用の相談シートに、創業を考えている業種や支援希望の内容を記入し、協議会を構成するいずれかの機関窓口に提出する。相談内容は、協議会の希望する機関に共有され、相談者ごとに創業支援チームが結成される。相談者からヒアリングを行い、創業手続きなどを支えていく。支援は創業の意思があると判明してから創業後三年まで継続的に行う。業種はカフェや民宿、工務店など幅広い分野で受け付ける。
 町外、県外在住者からの相談も受け付けている。定年退職後のシニア創業や、女性起業家も歓迎する。商工会の担当者は「創業に手厚い地域を目指している。気兼ねなく相談してほしい」と話す。
 相談シートは、役場や商工会、金融機関の窓口で手に入る。わかさライザーV3の特設ホームページからも近日中にダウンロードできるようにする。提出はファクスや郵送でも可能。受付機関には目印として、専用のタペストリーを掲げている。(問)わかさ東商工会=0770(45)0222。 (栗田啓右)

関連キーワード

おすすめ情報