リーチ・マイケルが代表 ラグビー日本代表ら“ワンチーム”で人材育成『JiNZ』プロジェクト発足
2020年12月23日 18時36分
2019年ラグビーW杯日本大会の日本代表主将のリーチ・マイケル(32)=東芝=が23日、自身が代表として立ち上げた人材育成プロジェクト「JiNZ」(ジンズ)に関するオンライン記者会見を開催した。「JiNZ」は人材のローマ字表記「JINZAI」からで、JAPANの「J」、リーチの母国ニュージーランドの略称「NZ」を表している。
メンバーは元日本代表の立川理道(31)=クボタ=ら9人。リーチは、新型コロナウイルス感染拡大による自粛期間中に立川らとオンラインで話し合う中で、各自が関わってきた社会貢献活動をまとめることを考えたといい、「僕らの経験を若い選手や違う分野の若者に伝えて、人材育成を図りたい」とプロジェクトの趣旨を説明した。
リーチは「子どもの指導に行ったとき、教師を目指している学生を見て感心した。僕も彼らから学びたいし、僕自身が留学生やリーダーとして経験してきたことも伝えたい」と言い、自身は昨年モンゴルでラグビーを指導した経験から「日本はアジアのラグビーを育成する責任がある。そこにも貢献したい」と話した。
コロナ禍で当面の活動は未定だが、各地でのラグビー教室、アジアへの普及・指導ツアー、チャリティー活動などを行う予定という。
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