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糖尿病を遠隔診療 中電・慶大病院など、ネットでデータ管理

2020年12月23日 05時00分 (12月23日 06時17分更新)
 中部電力や慶応大病院(東京)などは二十二日、同院の糖尿病・肥満症外来で、血糖値データなどをインターネット上で管理するシステムを使った遠隔診療を始めたと発表した。
 遠隔診療は十一月二十日に始まった。患者が自宅などで採血して計測した血糖値のデータやインスリンの使用記録を、スマートフォン経由で中電のクラウドサーバー上に送信すると、専用のアプリが情報を患者ごとに表示。医師が院内で確認し、ビデオ通話で服薬や生活習慣の見直しなどを指導する。アプリは同院発のベンチャー「メディカルデータカード」が開発した。
 遠隔診療により、新型コロナウイルスに感染すると重症化しやすい糖尿病などの基礎疾患がある人の通院リスクを減らせたり、通院での診察の合間に遠隔診察を加えて、医師による指導の頻度を高めたりする効果が期待できる。
 中電の林欣吾社長は「現段階では独立したシステムだが、電力量を計測するスマートメーターの情報と突き合わせて不規則な生活を見直してもらうなど、さらなる活用が見込まれる」と期待した。
 三者は六月から血圧や体重など、遠隔による妊婦健診を共同で実施。血糖値データの管理も連携当初の計画に含まれていた。

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