輸送状態をセンサーで把握 太平洋工業が4月に新製品
2020年12月23日 05時00分 (12月23日 06時13分更新)
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自動車部品メーカーの太平洋工業(岐阜県大垣市)は、医薬品や食料品の輸送状態をセンサーで把握できる新製品「マルチセンシングロガー」を来年四月に発売すると発表した。
タイヤの空気圧や温度を調べる同社の「タイヤ空気圧監視システム」のセンサー技術を応用。この製品を輸送用の箱に入れることで、内部の温度や湿度などの変化が分かる。
位置情報や箱に加わった衝撃を常に把握できるため、盗難や落下といった問題に素早く対処できる。物流業界向けなどとして、三年後に累計三億円の売り上げを目指す。
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