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ジビエ料理 気軽に家庭で 穴水の公民館 料理教室

2020年12月23日 05時00分 (12月23日 10時13分更新)
イノシシのひき肉を使ったハンバーグやミートソースのパスタ=穴水町の諸橋公民館で

イノシシのひき肉を使ったハンバーグやミートソースのパスタ=穴水町の諸橋公民館で

イノシシ肉 ハンバーグなど3品

 穴水町の諸橋公民館で今月、初めてのジビエ料理教室が開かれた。家庭でも気軽に作れるレシピを知ることで、イノシシ肉などの消費を広げようと同館が企画。町民ら十二人が参加し、ひき肉を活用した料理に挑戦した。 (森本尚平)
 当初は三月に開講を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大で大幅に延期となり、今月十一日に実現した。女性の狩猟者でつくる「狩女(かりじょ)の会」を主宰する同町の福岡富士子さん(50)が講師を務めた。
 料理は、イノシシのひき肉を使うハンバーグのトマト煮込みとミートソースのパスタ、イノシシの骨や野菜を煮込んで作るスープの三品。ひき肉はバラやロースなどいろいろな部位を使用しており、福岡さんは「ジューシーで脂身も程よくイノシシのうま味がでやすい形」と説明する。家庭ではなかなか手に入りにくい印象だが「ブロック肉を買ってきて手切りにするだけで十分」と話す。
 参加者たちは、福岡さんの助言を聞いたり、レシピを見たりしながら料理に挑戦。作った後は試食し、同町沖波の澗口良夫さん(72)は「ジビエ料理は大変だったけど楽しくおいしかった。命をいただくというのはありがたいこと」と自然の恵みに感謝した。
 近くに住む油谷香代子さん(65)は普段、イノシシ肉をぼたん鍋にして食べるという。「教室に参加してイノシシ肉を使った料理のレパートリーが広がった」と笑顔。低カロリーで高タンパクな食材だと知り「良いことがいっぱいあると知れて良かった。ひき肉だと食べやすいし、子どもたちも楽しめる」と話した。

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