中日短歌大賞に2作品

2020年12月22日 05時00分 (12月22日 11時18分更新) 会員限定
 中部日本歌人会(鈴木竹志委員長)は、二〇二〇年度の中日短歌大賞に、名古屋市の荻原裕幸さん(58)=無所属=の歌集「リリカル・アンドロイド」(書肆侃侃房=しょしかんかんぼう)と、同市の升田隆雄さん(85)=「まひる野」所属=の「昼の銀河」(角川文化振興財団)を選んだ。
 荻原さんは高校生で歌作を始め、塚本邦雄さん(一九二〇〜二〇〇五年)に師事。一九八〇年代後半に興隆した革新的な作風「ニューウエーブ」の先駆けの一人として知られる。受賞作は今年四月刊行の第六歌集で、三百四十首を収めた。
 升田さんの受賞作は、昨年十月刊行の第二歌集。七十歳で歌作を始め、医師として緩和ケア病棟で患者とふれあう日常や生い立ちなど、生と死をテーマにした四百五十五首を収めた。
 初のダブル受賞となった。授賞式は来年一月二十三日、名古屋市内で開く。

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