亜大の後藤貴大新主将「泥くさく引っ張り日本一に」 公式戦未出場も高いキャプテンシー 母校の後輩には甲子園の土渡す
2020年12月21日 17時36分
東都大学野球の秋季リーグ戦で優勝した亜大は21日、東京都日の出町のグラウンドで年内最後の全体練習を行い、公式戦出場経験はないものの新主将になった後藤貴大内野手(3年・神戸国際大付)は「誰よりも声を出して泥くさくチームを引っ張って、リーグ戦連覇と(今年はコロナによる大会中止で)挑戦できなかった日本一を目指したい」と誓った。
俊足内野手として春夏の甲子園に出場した後藤は、高校3年冬に右膝半月板を手術。亜大では出場機会に恵まれていないが生田勉監督(54)はキャプテンシーを評価。今夏の甲子園大会が中止になると、自分が持ち帰った甲子園の土を母校の後輩に配る優しさも見せた。
今秋はベンチで生田監督の隣でサインも出した後藤は「(元ヤクルトの)野村監督さんのぼやきみたいに生田監督がボソっとしゃべっていたのを聞いていたので、目指している方向性は見えている。ミーティングなどで徹底したい」と話した。
この日決まった来年の新体制は次の通り。▽副主将 木倉朋輝内野手(3年・星稜)、折尾昂靖内野手(3年・樟南)▽主務 武藤巧(3年・東邦)
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