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上沼恵美子の酷評から3年「最下位とっても優勝」16代目M-1王者マヂカルラブリーを待つ多忙な日々

2020年12月20日 22時26分

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M―1グランプリで優勝したマヂカルラブリーの野田クリスタル(左)と村上(C)M―1グランプリ事務局

M―1グランプリで優勝したマヂカルラブリーの野田クリスタル(左)と村上(C)M―1グランプリ事務局

 漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2020」(優勝賞金1000万円)の決勝が20日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、2007年結成のコンビ「マヂカルラブリー」が16代目王者に輝き、エントリー数史上最多5081組の頂点に立った。野田クリスタル(34)は今年、ピン芸人の大会「R―1ぐらんぷり」も制しており、史上2人目の2冠獲得となった。
 2001年に始まったM―1は今年で16回目(11~14年は開催なし)。決勝には「マヂカルラブリー」「オズワルド」「ニューヨーク」「おいでやすこが」「東京ホテイソン」「アキナ」「錦鯉」「ウエストランド」「見取り図」の9組に加え、敗者復活戦を勝ち抜いた「インディアンス」の精鋭10組が出場した。
 さらにファーストラウンドを勝ち抜き最終決戦に進んだのはいずれも吉本興業所属の3組。得点が658点のおいでやすこが、649点のマヂカルラブリー、648点の見取り図。7人の審査員が最も面白かったコンビに投票する最終決戦では、3票を獲得したマヂカルが激戦を制した。
 優勝が決まった瞬間、野田は頭を抱え、村上(36)は顔を覆った。審査員の松本人志から「おめでとう」と声をかけられ、野田が優勝トロフィーを、上沼恵美子からは賞金1000万円のボードを村上が受け取った。
 「マヂカル―」は17年に決勝に進出したものの最下位に沈み、審査員の上沼恵美子から怒りの酷評を受けた。野田はファーストラウンドで正座でステージに登場。「どうしても笑わせたい人がいる男です」と自己紹介すると、上沼も笑顔で拍手した。
 ネタが終わっても上沼は笑顔。野田は「3年前は放送事故みたいだった。あの時はすみませんでした」と頭を下げたが、上沼はなんと「何にも覚えてない」と衝撃の告白。拍子抜けし放心状態の野田に、上沼は「ごめんね」と笑いながら謝罪。ネタには「ばかばかしさが突き抜けるのは芸術。本当に良かった」と高評価。同じく審査員の松本人志も「最大瞬間風速は一番あった」と驚いていた。
 17年の出来事を踏まえ、野田は「最下位をとっても優勝することあるので、皆さんあきらめないで」と呼び掛けた。
 優勝すると仕事のオファーが殺到し、「一夜にして人生が変わる」と言われるM―1。野田にとっても、霜降り明星の粗品に次ぐ史上2人目となる「R―1ぐらんぷり」との2冠制覇となった。
 マヂカルラブリーにはこれから休みのないうれしい多忙な日々が待っている。

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