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五輪代表・文田健一郎が新技手応えの優勝「攻めのバリエーション増やす糸口見つけた」【レスリング全日本選手権】

2020年12月20日 20時07分

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全日本レスリング最終日 男子グレコローマン60キロ級で鈴木絢大(手前)を破り優勝した文田健一郎(代表撮影)

全日本レスリング最終日 男子グレコローマン60キロ級で鈴木絢大(手前)を破り優勝した文田健一郎(代表撮影)

 レスリング全日本選手権の最終日は20日、東京・駒沢体育館で男女6階級が行われた。男子グレコローマン60キロ級の東京五輪代表・文田健一郎(25)=ミキハウス=も順当に優勝した。女子53キロ級では今大会がシニアデビュー戦となった藤波朱理(17)=三重・いなべ総合学園高2年=が、元世界女王ら難敵を連破して初優勝。2024年パリ五輪へ強力な新星が現れた。
  ◇  ◇  ◇
 世界王者の文田は今大会を新しい技に挑戦する舞台と位置付けていた。決勝では代名詞の「反り投げ」はほとんど見せず、代わりに相手の腕を取って投げる「巻き投げ」を連発。得点にはつながらず、試合自体も2―1の辛勝ながら、「攻めのバリエーションを増やすことを課題にしていた。その糸口は見つけられた」と収穫を得た。
 出ること自体が挑戦だった。東京五輪を決めている男女8選手のうち、7人は今大会を回避。文田だけが五輪代表の看板を背負って出場した。「レスリングが好き。試合がしたい。新型コロナウイルスの影響で当たり前のことが当たり前ではなくなって、あらためてそう思った」と言う。
 約10カ月ぶりの実戦でレスリングへの愛情を再確認できた。新技の感触も確かめた。金メダルが期待される東京五輪へ、「伸びしろはまだある。開催を信じて真っすぐ取り組んでいく」と迷いはない。

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