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早大の修正力に慶大感服「サイン変えてもしつこく…」早明戦完敗から2週間で成長【大学選手権】

2020年12月19日 21時59分

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前半5分、スクラムから先制トライをあげる早大ナンバー8丸尾主将

前半5分、スクラムから先制トライをあげる早大ナンバー8丸尾主将

 ラグビーの全国大学選手権は19日、準々決勝が東京・秩父宮ラグビー場などで行われ、2連覇を狙う早大(関東対抗戦2位)のほか、前回準優勝の明大(同1位)、帝京大(同4位)、天理大(関西1位)が来年1月2日の準決勝(秩父宮)に進んだ。早大は慶大(関東対抗戦3位)に29―14で勝利。準決勝は早大―帝京大、明大―天理大の組み合わせで行われる。
   ◇   ◇
 20点差で完敗した対抗戦の早明戦後、早大が2週間で修正を図って成長。難敵慶大を下して3年連続の4強へ駒を進めた。焦点はラインアウト。早明戦では明大にサインをことごとく読まれた。一方、今季の慶大はラインアウトからのモールが最大の武器。この日は、相手のチャンスに早大はことごとくボールを奪った。
 「4年生はじめBチームが慶大のラインアウトを研究してくれたおかげです」。丸尾主将は控えメンバーをたたえたが、すべてが事前の準備通りだったわけではない。慶大の相部主将が「こちらがサインを変えても早大はしつこく、特に下川選手が精度高くプレッシャーをかけてきた」と嘆いた通り、目の前の変化に瞬時に反応。丸尾が「コミュニケーションを取って対応した」とうなずく完勝だった。
 相手の攻撃の起点を阻めば、早大の得点力は折り紙付きだ。前半5分、スクラムから突破したナンバー8丸尾が先制トライを挙げると、WTB槙が2トライ、初先発の大物ルーキーCTB伊藤が相手のパスミスを拾い50メートル独走で大学初トライ。前半の4トライで勝負あった。
 初先発の伊藤について相良監督は「ケガなどの関係もあってたまたま先発になったけど、しっかり仕事をして、トライも取りきる。非凡なものを見せてくれた」と高く評価。対抗戦の課題をキッチリ修正し新戦力も台頭。2位からの大学選手権連覇に向け光が見えた。

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