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緑十字機の史実「浜小屋」から 磐田の市民団体がイベント

2020年12月20日 05時00分 (12月20日 05時00分更新)
緑十字機が不時着した史実を伝え、趣味の品を収益につなげようと開かれたイベント「浜小屋」=磐田市浜部で

緑十字機が不時着した史実を伝え、趣味の品を収益につなげようと開かれたイベント「浜小屋」=磐田市浜部で

 磐田市民らでつくる「緑十字機の不時着を語り継ぐ会」(三浦晴男代表)は十九日、同市浜部の式場「醍醐荘」駐車場で、地元の農産物や手作り品を販売するテント張りの「浜小屋」を開設した。二十日も催す。 (宮沢輝明)
 緑十字機は太平洋戦争で日本がポツダム宣言を受諾した直後、連合軍最高指揮官による降伏要求文書などを持った日本軍の降伏全権団らが搭乗した飛行機。沖縄県伊江村から飛び立ったが一九四五(昭和二十)年八月二十日深夜、同市の鮫島海岸に不時着した。けが人はなく、近隣の住民の手助けもあり、文書は無事に翌日、東京に届けられた。
 会はこの史実を広めようとする有志の団体。年数回の講演会だけでは足りないとして今回の集客イベントを企画した。今後も定期的に開設するという。
 緑十字機を見つけたのが浜辺に設けられた「浜小屋」と呼ばれる見張り小屋にいた青年だったことから、イベント名にした。
 テント張りの「浜小屋」には地元の人たちら十五人が出店。家庭菜園の海老(えび)芋や長ネギ、ホウレンソウのほか、布製のマスクや草履、正月の縁起物のツルウメモドキ、日用雑貨を安価に販売した。
 伊江村から送られた村特産の黒糖や菓子も並ん...

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