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鍜治真起 数独の名付け親 

2020年12月18日 16時00分 (12月18日 16時00分更新)
写真・稲岡悟    

写真・稲岡悟    

本気で遊ぶ喜び、パズルで届ける

 九×九の正方形の枠に、一から九までの数字を重複しないように入れていくシンプルなパズル。このパズルに「数独」という名前を付けたのが、パズル専門の出版社「ニコリ」社長の鍜治真起さん(69)だ。今では、スシやカラオケとともに「SUDOKU」の名で、世界中の人々に愛されている。どこまでも自然体、でもまなざしは真剣に「誰かの毎日をほんの少し楽しくする」パズルを広めようと奔走する。 (斉藤和音)
 -数独との出会いは。
 数独はもともと米国のパズルなんですよ。一九八〇年にパズル雑誌「ニコリ」を創刊し、八三年に会社にしたが、最初の一年間は納品のはんこを押すだけでうれしくて、自分でも遊びすぎて一冊しか出せなかったんです。このままではだめだなと思って米国のパズルマガジンを買いに行き、そこで見つけたのが「ナンバープレイス」でした。ルールは今の数独と同じです。
 クロスワードみたいに英語のヒントがいらず、ルールを読まずに適当に数字を入れていったら解けてしまった。これはおもしろいと思い、バックナンバーを買い集めても、百三十ページある中に一、二問しか載っておらず、同じ問題をコピーして何...

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