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社外で起業、経験を本業に 「スピード感重視学んだ」

2020年12月18日 05時00分 (12月18日 05時01分更新)
家族の会話を録音するレコーダーを手にする加納健良さん(中)とふれAIのメンバー=名古屋市内で

家族の会話を録音するレコーダーを手にする加納健良さん(中)とふれAIのメンバー=名古屋市内で

  • 家族の会話を録音するレコーダーを手にする加納健良さん(中)とふれAIのメンバー=名古屋市内で
  • メーカーに勤務しながら起業したニューオーディナリー社長の作井孝至さん=名古屋市内で
 飛行機を見たら「ビービーバ」、電車には「ジーター」、クレーン車は「グォーグォ」。かつて長男が発した言葉を録音しておけば、家族の貴重な宝物になっただろうなあ−。自動車部品大手デンソーに勤めるエンジニア、加納健良さん(41)=名古屋市緑区=は、そう考えた。
 社内有志のものづくりサークルに参加したのをきっかけに二〇一八年、同僚とふれAI(ふれあい、名古屋市)をつくって活動を開始。社外のさまざまなビジネスコンテストに挑む中で「家族の絆を強くする」レコーダーを考えた。現在は有志グループとして、育児中の何げない会話を録音する「ふれAIレコーダー」の開発を進めている。
 耳をピンと立てたウサギのような愛らしい形だが、独自の音声認識技術を搭載。人工知能(AI)を活用して会話から感情の起伏を読み取り、笑ったり泣いたりすると、その前後の音声を自動で保存する。
 車の運転中の様子を撮影しながら、必要に応じて録画するドライブレコーダーと似た仕組みだ。「自宅の居間に置くことで日々の会話のハイライトを保存し、子どもの成長の記録として残すことができる」と話す。
 来春にもクラウドファンディングを始めて出資者にふれAIレ...

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