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感染症ERを汚染レベルで色分け 大津市民病院

2020年12月18日 05時00分 (12月18日 05時01分更新)
感染症ERの内部。汚染レベルに応じて床が色分けされている=大津市の大津市民病院で

感染症ERの内部。汚染レベルに応じて床が色分けされている=大津市の大津市民病院で

 県内で唯一、致死率の高い感染症に対応する第一種感染症指定医療機関の大津市民病院(大津市本宮)に、感染症救急外来(ER)が完成し、十七日、報道公開された。二十一日朝から運用を始める。
 主に発熱患者を診察する目的で、完全予約制。インフルエンザなど、新型コロナ以外にも感染症が流行する時季に備え、医療態勢の充実のために新設した。
 患者と医療従事者の通路を完全に分けるため、患者は屋外の廊下を移動する。屋内は赤、黄、緑の三段階で汚染エリアと非汚染エリアを区別し、床面の色で分かるようになっている。専用のコンピューター断層撮影(CT)装置を備えるほか、病室やトイレを消毒しやすくするため、床全体を拭き取れる設計にした。
 若林直樹院長は「人の動線がしっかり分けられていることで、感染リスクが軽減できる。感染症医療と他の救急医療とを両立させ、地域を守る使命を果たすために運用していく」と語った。県と市から補助金を受け、約一億八千百万円をかけた。木造平屋で約百九十八平方メートル。
 (土井紫)

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