富山の自然 次世代に 立山黒部ジオパーク協が県自然保護協と連携協定

2020年12月17日 05時00分 (12月17日 05時03分更新)
協定書を締結した県自然保護協会の川田邦夫理事長(左)と立山黒部ジオパーク協会の中尾哲雄会長=富山市牛島新町で

協定書を締結した県自然保護協会の川田邦夫理事長(左)と立山黒部ジオパーク協会の中尾哲雄会長=富山市牛島新町で

  • 協定書を締結した県自然保護協会の川田邦夫理事長(左)と立山黒部ジオパーク協会の中尾哲雄会長=富山市牛島新町で

 立山黒部ジオパーク協会と県自然保護協会は十六日、連携・協力に関する協定書を締結した。自然保護の意識向上と普及啓発を図り、富山の自然を次世代につなげるのが狙い。 (坂本正範)
 ジオパークは「地球の公園」の意味で、立山黒部は北アルプスと急流河川がつくった扇状地、富山湾にまたがる地域。二〇一四年に日本ジオパークに認定された。
 連携・協力の内容は、地質や地形として価値がある場所「ジオサイト」、ジオサイト以外の自然で価値がある場所「自然サイト」について情報収集・共有するのが柱となる。立山黒部のジオサイトは「恐竜足跡化石群露頭」(富山市大清水)など四十三カ所、自然サイトは「浜黒崎海岸」(同市浜黒崎)など二十六カ所ある。
 締結式が富山市牛島新町の「タワー111」であり、県自然保護協会の川田邦夫理事長と立山黒部ジオパーク協会の中尾哲雄会長が協定書に署名した。両協会はこれまでも協力してきたが、正式に協定を結び、活動をさらに活発化させる。今後はガイド養成講座といった各種イベントでの講師の相互派遣などもする。
 立山黒部のエリア内のサイトは「ジオ」「自然」のほか、歴史や民俗信仰などとして価値がある場所「文化サイト」もあり、三分野で計百九カ所ある。
 立山黒部ジオパーク協会は今月一日、富山大とまちづくりや教育・研究など幅広い分野での連携・協力に関する協定書を結んでいる。

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